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子どもと過ごす 端午の節句

Q1.端午ってなぁに?

A1.「端」は物のはし・始まり、午の日という意味の「午」は「五」と音が同じことから、もともとは毎月5日を意味する言葉でした。旧暦で午の月は5月にあたるため、やがて5月5日が「端午の節句」と呼ばれるようになりました。

 

Q2.端午の節句の由来は?

A2.その歴史は奈良時代までさかのぼります。宮廷には病気や災厄をさけるために菖蒲がかかげられ、よもぎなどの薬草が配られました。武士が台頭する鎌倉時代になると、「菖蒲」が武道を重んじるという意味の「尚武」と同じ読みであること、菖蒲の葉が剣の形に似ていることから、男の子の誕生や成長を祝う節句となり、江戸時代頃から一般庶民にも広まりました。

 

Q3.いつ飾ればいいの?

A3.お彼岸の3月20日頃から飾るのが良いとされています。遅くとも1週間前には飾り、5月下旬までに片付けたいですね。

 

Q4.何を食べるの?

A4.端午の節句には、ちまきやかしわ餅を食べる風習があります。
中国戦国時代・楚の国の賢人 屈原への供物として作られたのがちまきでした。中国では5月5日の節句にちまきを作り、親戚や知人に配るという慣わしがあり、これが日本に伝わりました。ちまきには、「難を避ける」という縁起の良い意味もあります。
かしわ餅を食べる習慣は日本独自のもので、かしわは新芽が出るまで古い葉が落ちないことから「家系が絶えない」縁起物とされています。

たんごのせっく