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子どもと過ごす ひなまつりのい・ろ・は

ひなまつりは女の子の健やかな成長を祈る年中行事です。
形式的なしきたりはありませんが、知っておくと役立つ豆知識を紹介します。

 

Q1.ひなまつりの由来って?
A1.平安時代の「お人形(ひいな)遊び」や、人形に厄を移し川へ流す「上巳(じょうし)の節句(穢れ払い)」が由来とされています。桃の花が咲く時期にちなんで「桃の節句」とも言われます。

 

Q2.いつ飾ればいいの?
A2.一般的に節分・立春が過ぎた後の大安や友引、雨水の日(2012年は2月19日)などに飾る方が多いようです。節句の前日に飾るのは「一夜飾り」のため縁起が悪いとされています。

 

Q3.男びなと女びな、どちらが右?左?
A3.どちらも間違いではありません。江戸時代は左=上座のため、男びなを向かって右側に飾りました。しかし、国際儀礼では右が上位で、昭和天皇即位の礼の際に「天皇が右、皇后が左」に並ばれたことが、後のおひなさまの並べ方にも影響を与えました。
ただし「天子南面」の名残りで、左大臣は向かって右、右大臣は向かって左に。また、左近の桜は向かって右、右近の橘は向かって左に飾ります。

 

Q4.ひなまつりの食べ物は?
A4.幸せな夫婦を意味するはまぐりを使った料理、新鮮な魚介類や春野菜を使ったお寿司が一般的です。ひしもちやひなあられに見られる白・緑・紅の3色はそれぞれ、白=雪=清浄、緑=新緑=健康、紅=桃の花=魔除を表し、この3色のお菓子を食べることで健やかに成長できると言われています。

ひな人形