ぷらざINFO/信州人

Sincia International Bellydance Festival フォークロア部門優勝Yuana(勝又 あゆみ)さん

ゆあな 本名:勝又あゆみ 1985年軽井沢町生まれ 長野県野沢北高等学校卒業 理学療法士時代にベリーダンスと出会う ベリーダンス歴15年 ベリーダンス教室「Yuana Bellydance School」主宰2023年8月「Sincia International Bellydance Festival」フォークロア部門優勝 フュージョン部門準優勝 オリエンタル部門3位

ベリーダンスとの出会い

東京で理学療法士として働き始めて2年目の年、仕事にも慣れて何か趣味を持ちたいと思っていたときにたまたま目に止まったのがベリーダンスでした。理学療法士は運動部出身など運動経験者が多いのですが、自分は運動があまり好きではなく、ジム通いも1日で辞めてしまったほど。ダンスの経験はありませんでしたが、体験してみたらとても楽しく、衣装やメイクで非日常が味わえたり、美意識を高められるところに魅了されました。「ちょっと変わったことがやりたい」と思っていた気持ちにもぴったりはまり、スクールに入りました。

その後、結婚し、3人の娘を出産。「子育てをするなら田舎で」と考え、一番下の娘を妊娠中に出身地の軽井沢に家族で移住しました。

理学療法士の経験を活かして

上/スクールには年齢制限はなく、30〜50代が中心。活動の様子はネットで『Yuana ベリーダンス』で検索を

2016年に移住し、理学療法士として働きながら子育てをしてきました。ベリーダンスを続けたかったのですが、地元には習う場所も披露する場所もなかったので、2019年にまずは仲間を集めようと一念発起し、スクールを立ち上げました。その矢先、コロナ禍に突入し、満足のいく練習ができなくなってしまいました。当初は講師としても自信がなく、「自分が教えてもいいのかな?」と思うこともあったので、オンラインでレッスンを受けたり、教室の運営法を学んだりと自己研鑽に励みました。

あるとき生徒さんから「Yuana先生のおかげで腰痛がなくなりました」と言われました。姿勢指導や運動指導といった理学療法士の観点が活かされていることを実感し、自分の持っているスキルを活かした指導をより心がけるようになりました。

スクールも軌道に乗り、2022年に15年間勤めた理学療法士を退職し、ダンス講師として本格的に活動を始めました。現在、軽井沢と御代田でキッズクラスと大人クラスのレッスンを開講。医療と健康に携わってきた経験と専門知識を活かし、美しく健康的な女性や、母親になってもキラキラ輝いて「お母さんきれいだね」と言われる女性を増やしていきたいと思っています。

健康で輝く女性を増やしたい

下/fmさくだいらパーソナリティー、「まほろば佐久」ふるさと観光大使も務めています

2023年8月韓国で行われた国際大会「Sincia International Bellydance Festival」に出場し、フォークロア部門で優勝。他2部門でも入賞することができました。家事や育児をしながら師匠のレッスンを受けるために東京へ通うなど、心身ともに大変でしたが、「出場するなら優勝したい」という気持ちで日々努力し、周りの人たちの応援を糧に全力で挑みました。今回の優勝でチャレンジする姿を娘たちや生徒さんに示すことができ、みんなが自分も頑張ろうという気持ちになってくれたら嬉しいです。

ベリーダンスは楽しみながら体型維持も叶うので、運動不足なことはわかっているけれど運動が続かない人、楽しみながら健康的にきれいになりたい人、そしてダイエットにもおすすめです。人生の楽しみや生きがいを提供したい、そして様々な悩みに応えられる指導をしていきたいと思っています。これからもベリーダンスを通して地元を元気にしていきたいです。