佐久、小諸、上田…東信のことなら、ぷらざINFO
マークはクーポン券付きのお店です
(2021年8月24日)
しらとり けんた 1981年小諸市生まれ 群馬自動車大学校卒業後、長野ヤナセ株式会社にメカニックとして入社 アウディ東信へ異動後、メカニック兼サービスとして経験を積む 現在は長野ヤナセAG株式会社 アウディ東信サービスマネージャー 「Audi Twin Cup 2020/2021 Japan Final」サービス部門で1位 9月の世界大会に日本代表として出場予定
子どもの頃はプラモデルが好きで、ものを作ることに興味がありました。父親が大工なので職人魂というか、手作業でものを作ったり直したりする技術者への憧れがあり、何より車が好きだったので、自動車整備の専門学校に進みました。
専門学校卒業後はメルセデスベンツに惹かれ長野ヤナセに入社。4年間メカニック(整備士)として経験を積んだ後、アウディ東信に異動になりました。アウディはデザインや作り込み方など魅力が多く、知れば知るほど好きになり、積極的に勉強して知識や技術を高めました。アウディに来店されるお客様は車好きな方が多いので、知識があるほどコミュニケーションが取れ、柔軟な対応ができるようにもなりました。店舗の規模が小さかった当時は、車を直し、お客様に説明をして、見積もりを作って…と、整備、顧客対応と様々な業務をこなしたのもプラスになりました。がむしゃらに仕事をしてきたことが、今回の大会結果につながったのだと思います。
今まで培ってきた知識でお客様のどんな疑問にも丁寧に答えています
今回出場した「Audi Twin Cup」は、アフターサービスの品質向上を目的に世界中のアウディ販売店のスタッフが技術を競う技能大会です。参加した「サービス部門」は、実車を使い車両のチェックから不具合の特定、修理見積もり、操作方法の説明などをし、お客様の要望に素早く正確にわかりやすく対応できるかを審査し、サービスの能力と知識を評価するものでした。日本大会では全国126店舗の正規ディーラーから250人が出場し、予選を勝ち抜いた13人が本戦で競いました。大会には毎年参加していましたが、今年は30代最後の年。節目の年と考え、今回が最後と思い挑戦した結果、優勝することができました。
日本一になるまでは個人戦ですが、世界大会にはサービス部門の上位3名、テクノロジー部門の上位3名が日本代表チームとして出場します。例年アウディ本社があるドイツで開催されますが、今年はコロナ禍のためオンライン審査となります。メンバーの中には一昨年日本代表として世界大会に出場し、世界一になった方もいるので、レベルの高さを痛感しています。メンバーの合言葉は「世界一」。オンラインと月1回の集合トレーニングで9月末の世界大会に向けて準備をしています。
アウディの魅力は「デザインはもちろん、乗った瞬間に違いがわかるスポーティーな走り」と白鳥さん
「若者の車離れ」と言われていますが、自動車業界でもメカニックになりたいという人が減っているように感じます。アウディだけでなく、ディーラーごとに技術を競う大会がありますし、メカニックからサービス業務に携われば仕事の幅が広がり大きなやりがいを感じることもできます。輸入車であれば海外で活躍できるチャンスもあるかもしれません。
好きな車に毎日触れ、日々進化する技術を学ぶことができるのもこの仕事の魅力です。不安な状態で車を持って来られた方が、修理が完了してほっとしている姿を見たり、「ありがとう」とお礼を言われると、やってきて良かったと思います。これからも技術を磨き、お客様に喜んでもらえるよう精進していきます。
月刊ぷらざ編集部(株式会社信州広告社)
Copyright(c) saac.co.ltd All Rights Reserved.
しらとり けんた 1981年小諸市生まれ 群馬自動車大学校卒業後、長野ヤナセ株式会社にメカニックとして入社 アウディ東信へ異動後、メカニック兼サービスとして経験を積む 現在は長野ヤナセAG株式会社 アウディ東信サービスマネージャー 「Audi Twin Cup 2020/2021 Japan Final」サービス部門で1位 9月の世界大会に日本代表として出場予定
好きな気持ちが原動力に
子どもの頃はプラモデルが好きで、ものを作ることに興味がありました。父親が大工なので職人魂というか、手作業でものを作ったり直したりする技術者への憧れがあり、何より車が好きだったので、自動車整備の専門学校に進みました。
専門学校卒業後はメルセデスベンツに惹かれ長野ヤナセに入社。4年間メカニック(整備士)として経験を積んだ後、アウディ東信に異動になりました。アウディはデザインや作り込み方など魅力が多く、知れば知るほど好きになり、積極的に勉強して知識や技術を高めました。アウディに来店されるお客様は車好きな方が多いので、知識があるほどコミュニケーションが取れ、柔軟な対応ができるようにもなりました。店舗の規模が小さかった当時は、車を直し、お客様に説明をして、見積もりを作って…と、整備、顧客対応と様々な業務をこなしたのもプラスになりました。がむしゃらに仕事をしてきたことが、今回の大会結果につながったのだと思います。
節目の大会で念願の優勝
今まで培ってきた知識でお客様のどんな疑問にも丁寧に答えています
今回出場した「Audi Twin Cup」は、アフターサービスの品質向上を目的に世界中のアウディ販売店のスタッフが技術を競う技能大会です。参加した「サービス部門」は、実車を使い車両のチェックから不具合の特定、修理見積もり、操作方法の説明などをし、お客様の要望に素早く正確にわかりやすく対応できるかを審査し、サービスの能力と知識を評価するものでした。日本大会では全国126店舗の正規ディーラーから250人が出場し、予選を勝ち抜いた13人が本戦で競いました。大会には毎年参加していましたが、今年は30代最後の年。節目の年と考え、今回が最後と思い挑戦した結果、優勝することができました。
日本一になるまでは個人戦ですが、世界大会にはサービス部門の上位3名、テクノロジー部門の上位3名が日本代表チームとして出場します。例年アウディ本社があるドイツで開催されますが、今年はコロナ禍のためオンライン審査となります。メンバーの中には一昨年日本代表として世界大会に出場し、世界一になった方もいるので、レベルの高さを痛感しています。メンバーの合言葉は「世界一」。オンラインと月1回の集合トレーニングで9月末の世界大会に向けて準備をしています。
車のプロとしてのやりがい
アウディの魅力は「デザインはもちろん、乗った瞬間に違いがわかるスポーティーな走り」と白鳥さん
「若者の車離れ」と言われていますが、自動車業界でもメカニックになりたいという人が減っているように感じます。アウディだけでなく、ディーラーごとに技術を競う大会がありますし、メカニックからサービス業務に携われば仕事の幅が広がり大きなやりがいを感じることもできます。輸入車であれば海外で活躍できるチャンスもあるかもしれません。
好きな車に毎日触れ、日々進化する技術を学ぶことができるのもこの仕事の魅力です。不安な状態で車を持って来られた方が、修理が完了してほっとしている姿を見たり、「ありがとう」とお礼を言われると、やってきて良かったと思います。これからも技術を磨き、お客様に喜んでもらえるよう精進していきます。