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第7回東アジア国際ジュニアゴルフ選手権 10歳以下(男子)日本代表選手 松橋 昌佑さん

まつはし しょうすけ 2014年沖縄県生まれ 軽井沢町在住 軽井沢町立西部小学校4年生 5歳か
らゴルフを始める 2024東アジア国際ジュニアゴルフ選手権出場 令和6年知事杯長野県アマチュアゴルフ選手権ジュニア大会小学生男子の部準優勝

 

きっかけは庭のゴルフネット

沖縄で生まれ、5歳(年長)のときに軽井沢に来ました。父親の趣味がゴルフなので、家の庭にはゴルフの練習用ネットがあります。父親の真似をしながら打ってみたら、「もっとやりたい」と思うようになり、子ども用の小さいクラブを買ってもらったのがゴルフを始めたきっかけです。母親が自宅の近くにゴルフスクールを見つけ、小学1年生の3月から軽井沢インドアゴルフスクールに通っています。それまでは水泳やサッカーを習っていましたが、やらされていると感じるなど、自分から積極的に練習や大会に出ていたわけではありませんでした。一方で、ゴルフは最初から楽しく、自分から「やりたい」とすすんで始めました。

スクールには週に1〜2回通っていて、ゴルフシミュレーターで海外や日本にある実際のゴルフコースを設定して挑戦しています。スイングの解析や軌道測定もできるので、弱点や課題がわかり、上達するにはどうすれば良いのかを常に考えながら練習しています。スクールでの練習のほかに、家でも毎日ショットの練習を行い、雨の日は室内でパターの練習をしています。

小学2年生から試合に出場し、3年生のときに出場した公式戦「PGM世界ジュニアゴルフ選手権日本代表選抜大会東北・北海道ブロック7〜8歳男子」で準優勝。とてもうれしくて、もっとゴルフが上手くなりたいと思いました。

 

 

国際大会の日本代表選手に

韓国での国際大会で大健闘!

4年生は高学年なので出場できる試合の数が増え、年間10試合ほどこなしています。2024年初めに「全日本ヒルズ&東アジア国際ジュニア選手権日本代表選抜予選会10歳以下の部」で優勝し、8月に韓国で開催された「東アジア国際ジュニアゴルフ選手権」に日本代表として出場しました。父親から「大会に出場するからには目標を持つように」と言われているので、常に大会では「1位を取るぞ!」と思い挑んでいます。国際大会も当然1位が目標でした。とにかく体が固まってしまうとうまくいかないので、試合前は体が固まらないようにジャンプをして体をほぐしたり、意識して体を動かすようにしていました。日本代表選手団の中では最上位の成績でも、国際大会はレベルが高く表彰台には届きませんでしたが、プレーも精神面も成長できたと思っています。真っ直ぐ飛ばせるのが強みだと思っているので、これからもコーチや指導してくださる方のアドバイスを聞いて強い選手になれるように練習していきたいです。

 

 

世界で活躍するプロゴルファー

入会当初からボールをとらえるセンスがずば抜けていた」とスクールの市野支配人。黙々とボールを打てる集中力も強みです

ゴルフの楽しいところは、カップの中にボールを入れたときや、良いショットが打てたときに気持ちが良いところです。試合に出てプレーするのも楽しいです。中学生の兄がいるので家族や祖父と一緒にラウンドすることもあります。家族と一緒にプレーできるのもゴルフの好きなところ。家族でゴルフをするのはとても楽しいです。

憧れは、日本のプロゴルファーの中島啓太さん。動きがきれいで、どのクラブで打ってもどんな状況でも上手なところがすごいと思います。将来はPGA選手になって世界で活躍できるプロゴルファーを目指したいです。