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(2024年9月24日)
はやし こうせい 2003年小諸市生まれ 長野県小諸商業高等学校卒業 佐久広域連合消防本部消防士 父・忠臣さんが主宰する大道塾佐久支部で6歳から空道をはじめ、空道歴15年 2024北斗旗全日本空道体力別選手権大会260以下級優勝
幼い頃からスポーツ全般が得意でした。父親が空道(くうどう)の師範で道場を主宰していたこともあり、父親の指導のもと自然な流れで6歳から空道をはじめ、今日まで楽しみながら続けてきました。中学時代はバスケットボール部に所属していましたが、高校では部活動に入らず、空道をメインに活動しました。 空道は1981年に誕生し、空手と柔道とブラジリアン柔術の要素を持つ、安全性と実践性を兼ね備えた総合武道です。突き・蹴り・肘打ち・膝蹴りに加え、タックル・投げ技・絞め技・関節技・頭突きなどあらゆる格闘技術が有効です。基本的に相手を倒して勝敗を決めるので危険なこともありますが、顔面はプロテクターを装着するため大きな怪我もなく活動ができています。 小学生の時に関東大会で優勝し、面白さが増しました。試合に勝つことで自信がつき、中学生くらいからは恐怖心も無くなりました。幼少期からは2つ下の弟・凌聖と切磋琢磨しながら練習しています。弟も2023年の全日本大会高校生の部で優勝しているので、いつかライバルとして戦う日を楽しみにしています。
初戦での一コマ。260以下級は強い選手が集まる階級と言われています(階級の260とは身長と体重を足した数)
「北斗旗全日本空道体力別選手権大会」は、ジュニア時代含め8回全国大会に出場。今回も優勝を狙って試合に臨みました。決勝戦の相手は前年の世界選手権4位の選手で以前の対戦では負けていました。戦い方はわかっていたのでどう崩していくかを考えて挑みましたが、なかなか勝負がつかず再延長戦に。体力・精神力ともにギリギリの状態の中、終盤はお互い意地のぶつかり合いとなり勝つことができました。今まで積み上げてきたものが実を結び、優勝できたときはとにかく嬉しかったです。 11月の全日本無差別選手権大会も優勝を目指しています。全国大会は連覇してこそ本物だと思っているので、来年も全国出場・優勝を目指し、練習に励みたいです。
再延長戦となった決勝戦。全てを出し切り勝利を掴みました
2026年の青森国体において空道がデモンストレーション競技に決定しています。空道が多くの人に認知されるよう盛り上げていくのも目標のひとつです。空道を続けてきたことで体力面・精神面ともに強くなり、自分に自信がつき、どんな場面でも堂々としていられるようになりました。現在は消防士2年目ですが、緊迫した場面でも落ち着いて対応できているのは、空道が身についたおかげだと思います。また自分の身を守る護身ツールとしても有効で、何かあったときにも足がすくまず体を動かすことができます。安全性も確保されているので、年齢や性別を問わず多くの人に親しんでもらるえよう魅力を広めていきたいです。 空道は世界各国に支部を持ち、グローバルに展開しているため、今度スペインで行われるヨーロッパセミナーにも参加予定です。チャンピオンになったことで責任と楽しみが増えたので、経験を糧に更に世界に出ていけるような選手を目指したいと思っています。そして社会人としてしっかり職務を果たすことを第一に、これからも鍛錬に励み、道場を盛り上げて一緒に楽しむ仲間を増やし、父親に恩返しをしたいです。
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はやし こうせい 2003年小諸市生まれ 長野県小諸商業高等学校卒業 佐久広域連合消防本部消防士 父・忠臣さんが主宰する大道塾佐久支部で6歳から空道をはじめ、空道歴15年 2024北斗旗全日本空道体力別選手権大会260以下級優勝
怪我もなく楽しく継続
幼い頃からスポーツ全般が得意でした。父親が空道(くうどう)の師範で道場を主宰していたこともあり、父親の指導のもと自然な流れで6歳から空道をはじめ、今日まで楽しみながら続けてきました。中学時代はバスケットボール部に所属していましたが、高校では部活動に入らず、空道をメインに活動しました。
空道は1981年に誕生し、空手と柔道とブラジリアン柔術の要素を持つ、安全性と実践性を兼ね備えた総合武道です。突き・蹴り・肘打ち・膝蹴りに加え、タックル・投げ技・絞め技・関節技・頭突きなどあらゆる格闘技術が有効です。基本的に相手を倒して勝敗を決めるので危険なこともありますが、顔面はプロテクターを装着するため大きな怪我もなく活動ができています。
小学生の時に関東大会で優勝し、面白さが増しました。試合に勝つことで自信がつき、中学生くらいからは恐怖心も無くなりました。幼少期からは2つ下の弟・凌聖と切磋琢磨しながら練習しています。弟も2023年の全日本大会高校生の部で優勝しているので、いつかライバルとして戦う日を楽しみにしています。
8度目の全国大会で初優勝
初戦での一コマ。260以下級は強い選手が集まる階級と言われています(階級の260とは身長と体重を足した数)
「北斗旗全日本空道体力別選手権大会」は、ジュニア時代含め8回全国大会に出場。今回も優勝を狙って試合に臨みました。決勝戦の相手は前年の世界選手権4位の選手で以前の対戦では負けていました。戦い方はわかっていたのでどう崩していくかを考えて挑みましたが、なかなか勝負がつかず再延長戦に。体力・精神力ともにギリギリの状態の中、終盤はお互い意地のぶつかり合いとなり勝つことができました。今まで積み上げてきたものが実を結び、優勝できたときはとにかく嬉しかったです。
11月の全日本無差別選手権大会も優勝を目指しています。全国大会は連覇してこそ本物だと思っているので、来年も全国出場・優勝を目指し、練習に励みたいです。
空道の魅力を広めたい
再延長戦となった決勝戦。全てを出し切り勝利を掴みました
2026年の青森国体において空道がデモンストレーション競技に決定しています。空道が多くの人に認知されるよう盛り上げていくのも目標のひとつです。空道を続けてきたことで体力面・精神面ともに強くなり、自分に自信がつき、どんな場面でも堂々としていられるようになりました。現在は消防士2年目ですが、緊迫した場面でも落ち着いて対応できているのは、空道が身についたおかげだと思います。また自分の身を守る護身ツールとしても有効で、何かあったときにも足がすくまず体を動かすことができます。安全性も確保されているので、年齢や性別を問わず多くの人に親しんでもらるえよう魅力を広めていきたいです。
空道は世界各国に支部を持ち、グローバルに展開しているため、今度スペインで行われるヨーロッパセミナーにも参加予定です。チャンピオンになったことで責任と楽しみが増えたので、経験を糧に更に世界に出ていけるような選手を目指したいと思っています。そして社会人としてしっかり職務を果たすことを第一に、これからも鍛錬に励み、道場を盛り上げて一緒に楽しむ仲間を増やし、父親に恩返しをしたいです。