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(2023年12月21日)
みさいづ ふうが 2005年小諸市生まれ 長野 県小諸商業高等学校3年生 小学5年生から小諸キ ッズレスリングクラブで競技をはじめる 2019年 全国中学選抜選手権5位 2023年全国高等学校 総合体育大会フリースタイル80kg級ベスト8、特 別国民体育大会レスリング グレコローマンスタイ ル80kg級3位 他
父親がレスリング経験者だったので、幼い頃教室見学に行ったことがありましたが、そのときは興味がわかず、レスリングを始めたのは小学5年生のとき。仲の良い友人に「一緒にやらないか」と誘われたのがきっかけでした。自分にとってレスリングはとても面白く、他のスポーツに比べて競技人口が少ないこともあり、小学6年生のときには全国大会に出場できるまでになりました。毎試合後に父親がアドバイスをしてくれていたのも大きかったと思います。気づいたらレスリングが生活の一部になっていて、ルーティーンのように毎日練習するのが当たり前でした。 中学時代は全日本チャンピオンを目指して練習に取り組みましたが、全国ベスト8が最高成績。全日本チャンピオンは手の届かないところにありました。
長野県小諸商業高等学校に進学し、レスリング部に所属しました。2年生のときま では部員が何人かいましたが、3年時には ひとりになり、監督の小林奎太先生による マンツーマン指導の毎日でした。小林先生 は今回の国体に成年選手として出場したほ どの実力者。練習は毎回試合形式のガチン コ勝負で、勝ったり負けたりを繰り返しな がら、真剣勝負で実力アップを目指しまし た。レスリング部のある高校や大学へ稽古 に出向くこともあり、おかげで様々なタイプの選手と質の高い練習ができました。自 分のために毎日一緒に練習をし、長距離運 転で出稽古に連れて行ってくださる小林先 生にはとても感謝しています。 自分の試合の映像を見て課題を見つけ、 技の習得方法を研究し、作戦を練るのが好 きです。対戦相手の技や試合スタイルを見 て、攻め方のヒントを探しながらいろいろ 研究し、練習や試合に反映させています。
3位入賞した国体での試合の様子
2023年に鹿児島県で行われた特別国 民体育大会が、高校生活最後の大会となり ました。大会は9月でしたが、直前の8月 に肘を怪我してしまい、出られるかどうか ギリギリまで判断に迷う状態が続き、「将 来を考えると棄権した方がいい」という声 も聞かれました。しかし、自分としては最 後に結果を残せるチャンスだったので「出 場したい」という気持ちが強く、出場を前 提に下半身のトレーニングを強化したり、 いつもよりリハビリを増やしたり、対戦相 手の試合動画を見て研究するなど、試合に 臨む準備をして日々過ごしました。
妹の杏奈さん(長野県小諸高等学校2年生)も全国レベルで活躍するレスリング選手。日々切磋琢磨しあい国体も共に出場しました
迎えた大会当日は、1日目に準決勝まで 勝ち進むことができましたが、腕の痛みが 取れず「これ以上悪化はさせられない」とい うことで、翌日の準決勝戦は棄権すること になりました。3位という結果は残念では ありますが、長野県代表としての活躍がで き、出場して本当に良かったと思っていま す。普段の部活動はひとりですが、県代表 の団体として活動するので、他の高校の選 手との交流もでき、楽しく充実した大会に なりました。
高校卒業後はレスリング部のある大学に 進学する予定です。その中で勝ち上がり全 国大会に出場し、いずれはオリンピックに 出てメダルを獲得するのが目標です。
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みさいづ ふうが 2005年小諸市生まれ 長野 県小諸商業高等学校3年生 小学5年生から小諸キ ッズレスリングクラブで競技をはじめる 2019年 全国中学選抜選手権5位 2023年全国高等学校 総合体育大会フリースタイル80kg級ベスト8、特 別国民体育大会レスリング グレコローマンスタイ ル80kg級3位 他
レスリングは生活の一部
父親がレスリング経験者だったので、幼い頃教室見学に行ったことがありましたが、そのときは興味がわかず、レスリングを始めたのは小学5年生のとき。仲の良い友人に「一緒にやらないか」と誘われたのがきっかけでした。自分にとってレスリングはとても面白く、他のスポーツに比べて競技人口が少ないこともあり、小学6年生のときには全国大会に出場できるまでになりました。毎試合後に父親がアドバイスをしてくれていたのも大きかったと思います。気づいたらレスリングが生活の一部になっていて、ルーティーンのように毎日練習するのが当たり前でした。
中学時代は全日本チャンピオンを目指して練習に取り組みましたが、全国ベスト8が最高成績。全日本チャンピオンは手の届かないところにありました。
ガチンコ勝負でより強く
長野県小諸商業高等学校に進学し、レスリング部に所属しました。2年生のときま では部員が何人かいましたが、3年時には ひとりになり、監督の小林奎太先生による マンツーマン指導の毎日でした。小林先生 は今回の国体に成年選手として出場したほ どの実力者。練習は毎回試合形式のガチン コ勝負で、勝ったり負けたりを繰り返しな がら、真剣勝負で実力アップを目指しまし た。レスリング部のある高校や大学へ稽古 に出向くこともあり、おかげで様々なタイプの選手と質の高い練習ができました。自 分のために毎日一緒に練習をし、長距離運 転で出稽古に連れて行ってくださる小林先 生にはとても感謝しています。 自分の試合の映像を見て課題を見つけ、 技の習得方法を研究し、作戦を練るのが好 きです。対戦相手の技や試合スタイルを見 て、攻め方のヒントを探しながらいろいろ 研究し、練習や試合に反映させています。
3位入賞した国体での試合の様子
国体で全国3位に
2023年に鹿児島県で行われた特別国 民体育大会が、高校生活最後の大会となり ました。大会は9月でしたが、直前の8月 に肘を怪我してしまい、出られるかどうか ギリギリまで判断に迷う状態が続き、「将 来を考えると棄権した方がいい」という声 も聞かれました。しかし、自分としては最 後に結果を残せるチャンスだったので「出 場したい」という気持ちが強く、出場を前 提に下半身のトレーニングを強化したり、 いつもよりリハビリを増やしたり、対戦相 手の試合動画を見て研究するなど、試合に 臨む準備をして日々過ごしました。
妹の杏奈さん(長野県小諸高等学校2年生)も全国レベルで活躍するレスリング選手。日々切磋琢磨しあい国体も共に出場しました
迎えた大会当日は、1日目に準決勝まで 勝ち進むことができましたが、腕の痛みが 取れず「これ以上悪化はさせられない」とい うことで、翌日の準決勝戦は棄権すること になりました。3位という結果は残念では ありますが、長野県代表としての活躍がで き、出場して本当に良かったと思っていま す。普段の部活動はひとりですが、県代表 の団体として活動するので、他の高校の選 手との交流もでき、楽しく充実した大会に なりました。
高校卒業後はレスリング部のある大学に 進学する予定です。その中で勝ち上がり全 国大会に出場し、いずれはオリンピックに 出てメダルを獲得するのが目標です。