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(2024年4月24日)
かたい れんと 2005年佐久市生まれ 専修大学1年生 2024年3月長野県野沢南高等学校卒業 中学3年生の時に筋トレを始める 高校在学中に独学でボディビルのトレーニングを積み、第18回全国高校生男子ボディビル選手権大会170センチ以下級とオーバーオールで優勝
中学時代は陸上部で長距離をしていましたが、中学3年生の時はコロナ禍で部活動があまりできなくなり、その代わりに筋トレに力を入れるようになりました。最初は消防士の兄が所有する器具を使い、自宅でトレーニングをしていました。筋肉がつきやすい体質なのかすぐに体に変化が現れ、高校に入学する少し前から佐久市総合体育館のトレーニングルームに通うようになりました。長野県野沢南高等学校に進んだ際は筋トレに専念しようと考え、部活動には所属せずトレーニングに励みました。毎日続けていると徐々に重いウエイトも持ち上げられるようになり、体格の良い人とも知り合えたことでさらにモチベーションが上がりました。筋トレのYouTubeやインスタも見るようになり「カッコ良い、こういう風になりたい」と益々のめり込んでいきました。YouTubeや雑誌を参考にし、経験者からアドバイスをもらいながら独学でトレーニングをしました。中学時代は45kgでしたが、今は168・5cm、74kgです。
全国大会でのポージング。「練習でお世話になった日本体育大学の方のひときわ大きな声援が力になりました」
高校1年生の頃は上半身のみのトレーニングでしたが、2年生からは中・下半身のトレーニングも取り入れたため、身体全体が育ってきたと感じていました。3年生になり前年の高校生ボディビル大会の映像を見て「これ、勝てるのではないか?」と調子に乗り、学校の友人にも「お前の体ならイケる!」と言われ、高校最後の年に記念として大会にエントリーしました。
半分ノリでのエントリーでしたが、「出るからには頑張ろう!」と、トレーニングに加え、減量もしました。「お腹の肉をつまんだとき手の甲と同じ位になるまで絞るのが目安」と言われていたため7〜8kg絞りました。食事は鶏胸肉を中心に、刺身や焼き魚、ブロッコリー、トマトなど、タンパク質と野菜が中心。鶏胸肉は低温調理するなど、母親が色々なバリエーションで毎日美味しい料理を出してくれました。そんな環境でトレーニングをするうちに、「何がなんでも優勝する!」と気持ちが変わり、さらに前向きに取り組むようになりました。
大会までトレーニングを重ね、自信を持って当日を迎えましたが、映像で見るのと実際に体感するのは全く異なり、出場者がかなり大きく見え、緊張しました。そんな時、舞台袖で大会の出場者に「君、凄く良い体をしているね」と声をかけられたことで緊張がほぐれ、自信がみなぎってきました。「自分は大丈夫!」ともう一度言い聞かせてステージへ向かいました。結果は優勝。もちろん嬉しかったのですが「ようやく友人たちと一緒に美味しいものが食べられる」という解放感もありました。
高校時代通った佐久市総合体育館のトレーニング室にて。後輩に筋トレを教えたことも、将来を考えるきっかけになりました、と片井さん(右)
「将来は自分のジムを持つ」という目標を持ち、2024年4月に専修大学経営学部に入学。大学ではボディビル部に入り、トレーニングを続けます。関東学生ボディ
ビル大会&全日本大会出場と、23歳以下対象の日本ジュニアボデ
ィビル選手権に出場し、優勝するのが
今の目標です。ボディビルを通してたくさんの知り合いができたので、大学ではより積極的にトレーニングに励んでいきたいです。
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かたい れんと 2005年佐久市生まれ 専修大学1年生 2024年3月長野県野沢南高等学校卒業 中学3年生の時に筋トレを始める 高校在学中に独学でボディビルのトレーニングを積み、第18回全国高校生男子ボディビル選手権大会170センチ以下級とオーバーオールで優勝
部活休止で筋トレにはまる
中学時代は陸上部で長距離をしていましたが、中学3年生の時はコロナ禍で部活動があまりできなくなり、その代わりに筋トレに力を入れるようになりました。最初は消防士の兄が所有する器具を使い、自宅でトレーニングをしていました。筋肉がつきやすい体質なのかすぐに体に変化が現れ、高校に入学する少し前から佐久市総合体育館のトレーニングルームに通うようになりました。長野県野沢南高等学校に進んだ際は筋トレに専念しようと考え、部活動には所属せずトレーニングに励みました。毎日続けていると徐々に重いウエイトも持ち上げられるようになり、体格の良い人とも知り合えたことでさらにモチベーションが上がりました。筋トレのYouTubeやインスタも見るようになり「カッコ良い、こういう風になりたい」と益々のめり込んでいきました。YouTubeや雑誌を参考にし、経験者からアドバイスをもらいながら独学でトレーニングをしました。中学時代は45kgでしたが、今は168・5cm、74kgです。
全国大会でのポージング。「練習でお世話になった日本体育大学の方のひときわ大きな声援が力になりました」
何がなんでも優勝する!
高校1年生の頃は上半身のみのトレーニングでしたが、2年生からは中・下半身のトレーニングも取り入れたため、身体全体が育ってきたと感じていました。3年生になり前年の高校生ボディビル大会の映像を見て「これ、勝てるのではないか?」と調子に乗り、学校の友人にも「お前の体ならイケる!」と言われ、高校最後の年に記念として大会にエントリーしました。
半分ノリでのエントリーでしたが、「出るからには頑張ろう!」と、トレーニングに加え、減量もしました。「お腹の肉をつまんだとき手の甲と同じ位になるまで絞るのが目安」と言われていたため7〜8kg絞りました。食事は鶏胸肉を中心に、刺身や焼き魚、ブロッコリー、トマトなど、タンパク質と野菜が中心。鶏胸肉は低温調理するなど、母親が色々なバリエーションで毎日美味しい料理を出してくれました。そんな環境でトレーニングをするうちに、「何がなんでも優勝する!」と気持ちが変わり、さらに前向きに取り組むようになりました。
大会までトレーニングを重ね、自信を持って当日を迎えましたが、映像で見るのと実際に体感するのは全く異なり、出場者がかなり大きく見え、緊張しました。そんな時、舞台袖で大会の出場者に「君、凄く良い体をしているね」と声をかけられたことで緊張がほぐれ、自信がみなぎってきました。「自分は大丈夫!」ともう一度言い聞かせてステージへ向かいました。結果は優勝。もちろん嬉しかったのですが「ようやく友人たちと一緒に美味しいものが食べられる」という解放感もありました。
高校時代通った佐久市総合体育館のトレーニング室にて。後輩に筋トレを教えたことも、将来を考えるきっかけになりました、と片井さん(右)
将来は自分のジムを持ちたい
「将来は自分のジムを持つ」という目標を持ち、2024年4月に専修大学経営学部に入学。大学ではボディビル部に入り、トレーニングを続けます。関東学生ボディ
ビル大会&全日本大会出場と、23歳以下対象の日本ジュニアボデ
ィビル選手権に出場し、優勝するのが
今の目標です。ボディビルを通してたくさんの知り合いができたので、大学ではより積極的にトレーニングに励んでいきたいです。