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(2013年5月31日)
●モーグルジュニア世界選手権出場 荻原 京さん
1995年10月佐久市湯原生まれ 臼田小、臼田中を経て、2011年4月野沢北高等学校入学 2012~2014年フリースタイル スキーモーグル全日本ナショナルジュニアチームメンバー2013年4月フリースタイルジュニア世界選手権・モーグル種目に初出場
モーグルとは、コブのある急斜面を途中2回のジャンプ(エア)技を行いながら、どれだけ速く滑り降りるかを競うスキー競技。フリースタイルとも呼ばれ、迫力のあるアクロバティックなエアは、競技する側にも見る側にも大きな魅力のひとつです。 3歳から父親に連れられてゲレンデに通っていましたが、本格的にモーグル競技を始めたのは小学校3年生の時。父親の尊敬しているモーグル選手が長野県スキー連盟のコーチだったこともあり、推薦してもらうかたちで、この世界に入りました。中学校に入るまではなかなか思うような結果が出せず、もうやめたいと思うことも。けれども中学2年の時、SAJ公認B級モーグル大会で初めて優勝したのをきっかけに、自分も頑張れば勝てるんだという自信を持つことができました。
中学3年生の時には福島県リステルスキーファンタジアで開かれたA級大会で優勝。2012年には初の国際戦としてUSセレクションに出場しました。海外には上手な選手も多いですが、同世代の仲間と切磋琢磨すること、その中で自分の立ち位置を知ることは、世界を視野に入れて技術を磨く上でとても大切だと思っています。今年の4月にイタリアで行われたフリースタイルジュニア世界選手権では、時差ボケはなく、緊張せずに臨めましたが、タッチダウンをしてしまいました。結果は25名中17位でしたが、経験を今後に生かしていければと思います。 今、照準を合わせているのは2018年に開かれる韓国・ピョンチャンでの第23回冬季オリンピック。まずは滑りのスピードやエア技術を高め、ランクアップを目指したいと思います。目標とする選手は、日本人では上村愛子選手、海外ではカナダのジェニファー・ハイル選手。ハイル選手はターンがとても上手で、エアも大きく、すべてがまとまっていながら、ダイナミックな魅力があります。
週末は、無雪期でも練習できる白馬さのさかウォータージャンプに通って練習。平日は放課後から19時頃まで自宅周辺を走ったり、階段や坂道を駆け上ったり、フィジカル面のトレーニングに努めています。中学生の妹も同じ競技を続けているので、一緒にトレーニングできるのが心強いです。練習中はずっと苦しいし、特に夏場の陸上トレーニングは辛いですが、試合に勝った時や上手く滑れた時の気持ち良さ、楽しさがあるから、また頑張ろうと思えます。 将来は医療系の資格を取って仕事に生かしたい。オリンピックを目指しながら、仕事も頑張れたらと思います。来年は受験生なのに、あまり勉強の時間が取れないのが不安なんですが(笑)。趣味は読書かな…。特に有川浩さんの本はよく読んでいます。今年は映画化もされたので見に行きたいのですが、なかなか時間が取れないですね。
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荻原 京さん
1995年10月佐久市湯原生まれ 臼田小、臼田中を経て、2011年4月野沢北高等学校入学
2012~2014年フリースタイル スキーモーグル全日本ナショナルジュニアチームメンバー2013年4月フリースタイルジュニア世界選手権・モーグル種目に初出場
大会の結果を次の自信へ
モーグルとは、コブのある急斜面を途中2回のジャンプ(エア)技を行いながら、どれだけ速く滑り降りるかを競うスキー競技。フリースタイルとも呼ばれ、迫力のあるアクロバティックなエアは、競技する側にも見る側にも大きな魅力のひとつです。
3歳から父親に連れられてゲレンデに通っていましたが、本格的にモーグル競技を始めたのは小学校3年生の時。父親の尊敬しているモーグル選手が長野県スキー連盟のコーチだったこともあり、推薦してもらうかたちで、この世界に入りました。中学校に入るまではなかなか思うような結果が出せず、もうやめたいと思うことも。けれども中学2年の時、SAJ公認B級モーグル大会で初めて優勝したのをきっかけに、自分も頑張れば勝てるんだという自信を持つことができました。
中学3年生の時には福島県リステルスキーファンタジアで開かれたA級大会で優勝。2012年には初の国際戦としてUSセレクションに出場しました。海外には上手な選手も多いですが、同世代の仲間と切磋琢磨すること、その中で自分の立ち位置を知ることは、世界を視野に入れて技術を磨く上でとても大切だと思っています。今年の4月にイタリアで行われたフリースタイルジュニア世界選手権では、時差ボケはなく、緊張せずに臨めましたが、タッチダウンをしてしまいました。結果は25名中17位でしたが、経験を今後に生かしていければと思います。
今、照準を合わせているのは2018年に開かれる韓国・ピョンチャンでの第23回冬季オリンピック。まずは滑りのスピードやエア技術を高め、ランクアップを目指したいと思います。目標とする選手は、日本人では上村愛子選手、海外ではカナダのジェニファー・ハイル選手。ハイル選手はターンがとても上手で、エアも大きく、すべてがまとまっていながら、ダイナミックな魅力があります。
日々ストイックに積み重ねて
週末は、無雪期でも練習できる白馬さのさかウォータージャンプに通って練習。平日は放課後から19時頃まで自宅周辺を走ったり、階段や坂道を駆け上ったり、フィジカル面のトレーニングに努めています。中学生の妹も同じ競技を続けているので、一緒にトレーニングできるのが心強いです。練習中はずっと苦しいし、特に夏場の陸上トレーニングは辛いですが、試合に勝った時や上手く滑れた時の気持ち良さ、楽しさがあるから、また頑張ろうと思えます。
将来は医療系の資格を取って仕事に生かしたい。オリンピックを目指しながら、仕事も頑張れたらと思います。来年は受験生なのに、あまり勉強の時間が取れないのが不安なんですが(笑)。趣味は読書かな…。特に有川浩さんの本はよく読んでいます。今年は映画化もされたので見に行きたいのですが、なかなか時間が取れないですね。