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全日本空手道松涛館北信越大会 組手小学4年生女子の部 優勝 土屋 桃花さん

つちや ももか 2008年小諸市生まれ 小諸東小学校4年生 信州人01_メイン小諸市空手協会「獅空会」所属 幼稚園年中時から空手をはじめる 5月に行われた全日本空手道松涛館北信越大会の組手小学4年生女子の部で優勝 9月の全国大会での優勝(2連覇) を目指す

 

自ら空手の道へ

空手をはじめたのは幼稚園の年中のときでした。4人兄弟の3番目として育ち、お兄さんが空手の見学に行ったときに一緒に体験し、結果的にお兄さんではなく自分が入会することになりました。お父さんも小さい頃に空手をはじめ、今では一緒に道場へ通っています。
練習は月〜木曜と土曜の週5回、夜7時から9時まで。学校が終わってからなのでつらいときもあります。小さい頃は練習を習慣にするため、お父さんに「なるべく休まないで行こう」と言われていましたが、今はその時々の気持ちを優先し、疲れたら休ませてくれることもあります。大変なこともあるけれど、道場の仲間と練習するのはとても楽しいので、やめたいと思ったことはありません。家でも空手の動画を見たりして、勉強しています。
年長のときに初めて園児の部で大会に出場し、優勝しました。大会は少しだけ緊張するけれど、楽しみな気持ちの方が大きくていつもワクワクします。小さい大会も入れると1年で10回以上の大会に出場し、常に上位に入賞しています。

 

全国大会2連覇を目指す!

信州人01_サブ2昨年の秋に「全日本空手道松涛館全国空手道選手権大会」で優勝しました。今年も5月の北信越大会で優勝し、9月に日本武道館で行われる全国大会に出場できることになりました。目指すのは優勝です。今年優勝すれば2連覇になるので、「絶対に優勝する!」という気持ちで、より厳しい練習に励んでいます。まずは8月の「全日本少年少女空手道選手権大会」で8位以内に入り、来年のシード権を取るのが目標。いろいろな流派の道場が参加する大きな大会なので、いい結果を残したいです。
指導してくれる道場の木内先生はとても厳しいのですが、技ができるようになったときなどはすごく褒めてくれます。試合ではライバルの特徴や攻略法を教えてくれます。お父さんは試合が終わると、「もっとこうした方がいい」とアドバイスをしてくれます。厳しいことも言われるので、たまに「少しうるさいな」と思うこともありますが、すごく自分のためになっていると思います。お母さんはいつも体の心配をしてくれます。
全国大会で優勝して、家族や先生、友だちに、「おめでとう。これからも頑張って」と言われたのが何よりもうれしかったです。もっともっと強くなってこれからも大会で活躍したいです。

 

大人になっても活躍したい

学校での楽しみは体育の授業。ドッジボールやなわとびが得意で、毎年運動会ではリレーの選手にも選ばれています。信州人01_サブ12年生のときにはなわとびの二重跳びができないのが悔しくて、休み時間に一生懸命練習しました。3年生では後ろ二重跳びまでできるようになりました。体育が好きで頑張れるのは空手の稽古で体力がついたおかげだと思います。
将来の夢は大人になっても空手を続けて、大会で常に上位に入賞できる強い選手になること。世界で活躍できる選手になって、いつかはオリンピックのような大きな大会にも出てみたいです。

これまでに獲得したメダルは30個以上!強さの秘訣は「抜群の運動神経と負けず嫌いな性格」と指導者の木内純さん。道場のライバルたちと切磋琢磨しながら技を磨いています