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アルティスタ浅間 塩沢 勝吾さん

1しおざわ しょうご 1982年上田市真田町生まれ上田高等学校卒業 山形大学在学時にモンテディオ山形の特別指定選手に登録される 卒業後水戸ホーリーホックに入団 その後佐川印刷SC、松本山雅FC、AC長野パルセイロでプレー 2018年からアルティスタ浅間在籍 ポジションはFW

 

とにかくサッカーが好き

好奇心旺盛な子どもで、いろいろなことにチャレンジしたがるタイプでした。姉が2人いるので姉たちを追いかけてなんでもやるという感じです。体を動かすことも好きで、母が体育指導員ということもあり、保育園児の頃から水泳を習い、その後サッカーと並行して剣道もしていました。
サッカーとの出会いは小学3年生の時。サッカーをしている従兄弟に遊んでもらっているうちにサッカーが好きになり、小学4年生の時にサッカースポーツ少年団に入りました。
真田中学校ではサッカー部、上田高校ではサッカー班、浪人時代に上田ジェンシャンでプレーをし、山形大学に進みました。公言している将来の夢は学校の先生でしたが、非現実的な夢としてサッカー選手になりたいという気持ちもずっと持っていました。少しでもつながりがあればと思い、Jリーグがある山形県の大学に進学しました。
山形大学のサッカー部でプレーをし、在学中にモンテディオ山形の特別指定選手に登録されました。この頃から「就職浪人をしてでもプロにチャレンジしたい」という気持ちになり、セレクションを受け、水戸ホーリーホックに入団しました。「やってダメなら諦めはつく。とにかくチャレンジする」を信念にやってきたので、人生に戻りたいところはありません。

 

もう一度Jの舞台に立ちたい

現在35歳の塩沢選手。チームを引っ張る最年長のムードメーカーです

現在35歳の塩沢選手。チームを引っ張る最年長のムードメーカーです

Jリーガーになり一番印象に残っているのは水戸ホーリーホックでの1年目、ヴェルディ戦でのJ初ゴール。頭が真っ白になりました。第一歩を踏み出せたことで想像の世界だったJリーグに現実味を感じた瞬間でした。
山雅への移籍はサッカー人生のターニングポイント。J1の舞台に立てたこと、100%サッカー選手でいられる生活は、どこも切り取れない貴重な時間でした。昇格を肌で感じ、サポーターの大事さも感じました。J2、J1、地域リーグを経験してきましたが、大観声の中でサッカーをする喜びは格別で、一人でも多くの選手に味わってもらいたいと思います。Jリーグを経験した者として、チームの仲間や子どもたちの目標になれるよう、自分の在り方を考え、行動しています。

 

昇格後は高校教諭を目指す

FMとうみにゲスト出演。チームのPR活動も積極的に行っています。次回のホーム試合は9月9日(日) 11:00キックオフ

FMとうみにゲスト出演。チームのPR活動も積極的に行っています。次回のホーム試合は9月9日(日) 11:00キックオフ

アルティスタ浅間は今年中にJFLに昇格し、次の年にJ3に昇格するのが目標です。チームの目標=個人の目標。目標を達成できるようまだまだ現役で頑張ります。
密かに思っている次の目標は、学校の先生になること。選手を引退したら長野県の高校教諭を目指します。大きな夢や背中を押してもらいにくい目標を掲げ励む生徒を応援したいからです。「この先生に出会えたから人生が変わった」と感じてもらえる存在になりたいと思っています。
大の甘党で特に和菓子が大好き。最近のお気に入りは「御菓子処 花岡」のとりのこ(すあま)。家族で買い物に行った帰りについつい寄ってしまいます。ちなみにあんこはこしあん派です(笑)。2歳の娘がいるので休日は東御中央公園の噴水で遊ぶことが多いです。チームと家族が許してくれる限りはサッカー選手を続けていきます。