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(2018年11月1日)
はら やすし 2001年川上村生まれ 小海高等学校3年生 日本スケート連盟スピードジュニア強化選手 小学1年生からスケート競技を始める 2017年全国高等学校選抜スピードスケート競技会5000m優勝 2018年全国高等学校スケート選手権大会5000mと10000mの2種目で2位
全国入賞で芽生えた気力
小学1年生の時に野辺山の帝産クラブでショートトラックスケートを始めました。元々は両親が野球のための体力作りとしてスケートをはじめさせたのですが、次第にショートトラックの方が楽しくなり、力を入れるようになりました。小学校のスケートクラブにも所属し、3年生の冬からはスピードスケートも始めました。中学2年生の時の全国中学校スケート競技会(全中)では5000mに出場し7位に入賞。「自分にも力があるんだ」と思えたことで、練習に対する気力が生まれ、中学3年の全中では全国1位を取ることができました。不器用で人一倍努力しないと上達できないタイプなので、とにかくがむしゃらに練習をしているうちに自然と力がついていったのだと思います。
原さんの強みは「抜群の持久力」とスケート班顧問の市川先生は言います
冬は寒さ・痛さとの戦い
高校1年生の時に日本スケート連盟スピードジュニア強化選手に指定され、初めて強化練習に参加しました。トップレベルの選手は筋肉のつき方も違い、自分のテンポでの滑りが確立されているなど、すべての面で驚きました。そんな人たちと一緒に滑れることが自信になり、練習にもさらに力が入るようになりました。 ライバルは小海高校スケート班出身で1年先輩の高見澤光希さん(現・専修大学)と、インターハイの10000mで1位になった北海道の蟻戸一永さん。高見澤さんとは練習でも大会でも競い、高め合ってきました。蟻戸さんは1学年下ですが、とても速い選手なので、次のレースでは勝ちたいです。周囲の選手から刺激を受けることで自分自身も良くなっているように感じます。 月曜日以外は毎日練習しています。普段は帝産クラブのショートトラックで練習していますが、10月からは長野市のエムウエーブ、11月以降は松原湖のリンクで練習します。松原湖はマイナス20度になることもあり、練習もキツイですが、それ以上に寒いのが大変です。スピードに乗れば乗るほど寒くて痛い。しかも長距離で長く滑るので寒さと痛さとの戦いです。屋外で活動する部員が夏に日焼けで黒くなるように、スケート班は冬にしもやけで黒くなります。根性がつくと同時にインターハイは外リンクなので風に強くなると自分に言い聞かせながら練習しています。
インターハイ優勝を目指す
昨年の全国高等学校スケート競技選手権大会5000mではライバルの高見澤光希さんと共に表彰台に登りました
趣味はゲームと釣り。インドアなのかアウトドアなのか自分でもわかりません(笑)。あまり人には言えませんが、試合会場で周りを見ると緊張するので見ないようにアップの直前までゲームをしています。スケートに集中すると余計なことを考えてしまうので、あえて集中はせず好きなゲームをしていつものペースを保つようにしています。 今後はジャパンカップの第1戦、距離別選手権を控えています。高校最後のインターハイもあるので1位になって世界ジュニア選手権大会にいくのが目標です。また、進学予定大学のスケート部の合宿、県高校強化選手合宿にも参加します。大学ではさらに高いレベルで戦えるようにこれからも練習に励みます。両親には「夢を見せてくれ」と言われているので、いずれは大きな舞台に立ち、恩返しをしたいです。
月刊ぷらざ編集部(株式会社信州広告社)
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はら やすし 2001年川上村生まれ 小海高等学校3年生 日本スケート連盟スピードジュニア強化選手 小学1年生からスケート競技を始める 2017年全国高等学校選抜スピードスケート競技会5000m優勝 2018年全国高等学校スケート選手権大会5000mと10000mの2種目で2位
全国入賞で芽生えた気力
小学1年生の時に野辺山の帝産クラブでショートトラックスケートを始めました。元々は両親が野球のための体力作りとしてスケートをはじめさせたのですが、次第にショートトラックの方が楽しくなり、力を入れるようになりました。小学校のスケートクラブにも所属し、3年生の冬からはスピードスケートも始めました。中学2年生の時の全国中学校スケート競技会(全中)では5000mに出場し7位に入賞。「自分にも力があるんだ」と思えたことで、練習に対する気力が生まれ、中学3年の全中では全国1位を取ることができました。不器用で人一倍努力しないと上達できないタイプなので、とにかくがむしゃらに練習をしているうちに自然と力がついていったのだと思います。
原さんの強みは「抜群の持久力」とスケート班顧問の市川先生は言います
冬は寒さ・痛さとの戦い
高校1年生の時に日本スケート連盟スピードジュニア強化選手に指定され、初めて強化練習に参加しました。トップレベルの選手は筋肉のつき方も違い、自分のテンポでの滑りが確立されているなど、すべての面で驚きました。そんな人たちと一緒に滑れることが自信になり、練習にもさらに力が入るようになりました。
ライバルは小海高校スケート班出身で1年先輩の高見澤光希さん(現・専修大学)と、インターハイの10000mで1位になった北海道の蟻戸一永さん。高見澤さんとは練習でも大会でも競い、高め合ってきました。蟻戸さんは1学年下ですが、とても速い選手なので、次のレースでは勝ちたいです。周囲の選手から刺激を受けることで自分自身も良くなっているように感じます。
月曜日以外は毎日練習しています。普段は帝産クラブのショートトラックで練習していますが、10月からは長野市のエムウエーブ、11月以降は松原湖のリンクで練習します。松原湖はマイナス20度になることもあり、練習もキツイですが、それ以上に寒いのが大変です。スピードに乗れば乗るほど寒くて痛い。しかも長距離で長く滑るので寒さと痛さとの戦いです。屋外で活動する部員が夏に日焼けで黒くなるように、スケート班は冬にしもやけで黒くなります。根性がつくと同時にインターハイは外リンクなので風に強くなると自分に言い聞かせながら練習しています。
インターハイ優勝を目指す
昨年の全国高等学校スケート競技選手権大会5000mではライバルの高見澤光希さんと共に表彰台に登りました
趣味はゲームと釣り。インドアなのかアウトドアなのか自分でもわかりません(笑)。あまり人には言えませんが、試合会場で周りを見ると緊張するので見ないようにアップの直前までゲームをしています。スケートに集中すると余計なことを考えてしまうので、あえて集中はせず好きなゲームをしていつものペースを保つようにしています。
今後はジャパンカップの第1戦、距離別選手権を控えています。高校最後のインターハイもあるので1位になって世界ジュニア選手権大会にいくのが目標です。また、進学予定大学のスケート部の合宿、県高校強化選手合宿にも参加します。大学ではさらに高いレベルで戦えるようにこれからも練習に励みます。両親には「夢を見せてくれ」と言われているので、いずれは大きな舞台に立ち、恩返しをしたいです。