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(2014年4月30日)
●浅間ヒルクライム ディレクター 星野 雅弘さん
1972年軽井沢町生まれ 都内で20年マーケティングやイベント事業などを手掛けた後、2011年7月に故郷の軽井沢町でモトテカコーヒーオープン 2012年「浅間ヒルクライム」を初開催 ニューウェーブプロジェクト代表取締役社長
東京から軽井沢にUターンしてきたのは4年前。その時に町内の雰囲気が、自分の過ごした子ども時代と変化しているのを感じ、暮らす人同士がもっと和気あいあいと交流できる場所をここでつくりたいと思ったのです。昔の軽井沢は、地元の人と別荘を訪れる人との距離がより近く、ひとつのコミュニティをつくっていました。町の情報を発信できる場所、情報を得られる場所をつくり、観光ではなく、地元の人同士が楽しめるお店をつくりたい。そんな思いが「モトテカコーヒー」を立ち上げたきっかけでした。カフェであれば、老若男女、多くの人が立ち寄ってくれるイメージでしたので。
「浅間ヒルクライム」を企画したのも、人と人とが交流できる場をつくりたいという気持ちが、そもそものきっかけ。東京で自動車イベントに携わってきましたし、星野家が日本初の自動車専用サーキット「浅間高原自動車テストコース」の設立に関わっていた縁もありました。父である星野嘉苗は、日本初のオートバイミュージアムを運営しながら二輪イベントを主催した人物です。
浅間火山レースは1955~1959年の間に開催された、日本オートバイレースの黎明期を担ったイベントです。第1回は北軽井沢周辺の公道コースで、第2回以降は日本初のサーキットを使って開催されました。日本では初めての本格的なオートバイレースであり、ホンダやヤマハ、スズキなど全国トップクラスのメーカーがこぞって出場しています。各メーカーが更なる性能の向上を目指したため、世界と肩を並べるきっかけになったレースとも言われています。
「浅間ヒルクライム」はその心意気を受け継ぎつつ、文化の育成面で、もっと車好きの心に訴えかけたいと思っています。よく若者の車離れなどと言われますが、文化のひとつとしてもっと車を楽しんでほしい。さらに交流人口を増加させることで地域経済の活性化という地域振興課題も解決できたらと考えています。今年は高峰高原で6月14日・15日に開催予定です。
カフェでは、音楽やトークショー、出勤前の人たちがディスカッションできる「ビジネス コミュニティ ミーティング」などさまざまなイベントを開催。よろずの駆け込み寺のように、困りごとを解決できる場を提供することが自分のミッションだと感じています。
現在の生活全般は、地域活性化のために交流人口を増やすことに注いでいます。自宅では、父が運営していた「二輪自動車資料館モトテカ」から、モトグッツィ・アイローネ、メグロ・S3、アエルマッキなど80台を引き継ぎ、保管していますが、なかなか車やバイクと触れ合う時間が取れません。ただ父から受け継いだものを維持し、動態保存するためと乗り物の魅力を発信するために走らせることが、一瞬の息抜きとなっています。
月刊ぷらざ編集部(株式会社信州広告社)
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●浅間ヒルクライム ディレクター
星野 雅弘さん
1972年軽井沢町生まれ 都内で20年マーケティングやイベント事業などを手掛けた後、2011年7月に故郷の軽井沢町でモトテカコーヒーオープン 2012年「浅間ヒルクライム」を初開催 ニューウェーブプロジェクト代表取締役社長
人同士の距離を近づけたい
東京から軽井沢にUターンしてきたのは4年前。その時に町内の雰囲気が、自分の過ごした子ども時代と変化しているのを感じ、暮らす人同士がもっと和気あいあいと交流できる場所をここでつくりたいと思ったのです。昔の軽井沢は、地元の人と別荘を訪れる人との距離がより近く、ひとつのコミュニティをつくっていました。町の情報を発信できる場所、情報を得られる場所をつくり、観光ではなく、地元の人同士が楽しめるお店をつくりたい。そんな思いが「モトテカコーヒー」を立ち上げたきっかけでした。カフェであれば、老若男女、多くの人が立ち寄ってくれるイメージでしたので。
父の心を継いで自動車イベントを開催
「浅間ヒルクライム」を企画したのも、人と人とが交流できる場をつくりたいという気持ちが、そもそものきっかけ。東京で自動車イベントに携わってきましたし、星野家が日本初の自動車専用サーキット「浅間高原自動車テストコース」の設立に関わっていた縁もありました。父である星野嘉苗は、日本初のオートバイミュージアムを運営しながら二輪イベントを主催した人物です。
浅間火山レースは1955~1959年の間に開催された、日本オートバイレースの黎明期を担ったイベントです。第1回は北軽井沢周辺の公道コースで、第2回以降は日本初のサーキットを使って開催されました。日本では初めての本格的なオートバイレースであり、ホンダやヤマハ、スズキなど全国トップクラスのメーカーがこぞって出場しています。各メーカーが更なる性能の向上を目指したため、世界と肩を並べるきっかけになったレースとも言われています。
「浅間ヒルクライム」はその心意気を受け継ぎつつ、文化の育成面で、もっと車好きの心に訴えかけたいと思っています。よく若者の車離れなどと言われますが、文化のひとつとしてもっと車を楽しんでほしい。さらに交流人口を増加させることで地域経済の活性化という地域振興課題も解決できたらと考えています。今年は高峰高原で6月14日・15日に開催予定です。
地域でのミッションを果たす
カフェでは、音楽やトークショー、出勤前の人たちがディスカッションできる「ビジネス コミュニティ ミーティング」などさまざまなイベントを開催。よろずの駆け込み寺のように、困りごとを解決できる場を提供することが自分のミッションだと感じています。
現在の生活全般は、地域活性化のために交流人口を増やすことに注いでいます。自宅では、父が運営していた「二輪自動車資料館モトテカ」から、モトグッツィ・アイローネ、メグロ・S3、アエルマッキなど80台を引き継ぎ、保管していますが、なかなか車やバイクと触れ合う時間が取れません。ただ父から受け継いだものを維持し、動態保存するためと乗り物の魅力を発信するために走らせることが、一瞬の息抜きとなっています。