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シンガーソングライター 中山 達也さん

sin01なかやま たつや 1961年佐久市生まれ シンガーソングライター 中学2年からギターを始める 自身の音楽活動に加え2007年より音楽アーティストチーム「音夢」を主宰 FMさくだいら木曜日「マイホームタウンミュージック」パーソナリティ

 

歌とギターが何より好き

幼い頃から音楽が大好きで、いろいろなジャンルの曲を幅広く聴いていました。中学2年生、14歳の時にギターを弾き始めてからは、より一層音楽にのめり込み、友人とフォークデュオを結成。当時一世を風靡していたアリス、かぐや姫、吉田拓郎などの曲をカバーし、文化祭や音楽祭で演奏していました。高校生になるとロックンロールに夢中になり、キャロルや矢沢永吉のコピーバンドを結成して、関東圏でライブを行うように。高校卒業後も音楽への情熱は衰えることなく、上京し、学業とバイトをかけもちしながら、都内のライブハウスやライブバーを活動の拠点として、弾き語りスタイルでブルースやバラードを歌っていました。

25歳まで音楽活動をした後、故郷・佐久へ戻り会社員に。大好きだったギターも歌もやめ、仕事中心の平凡な日々を過ごしていましたが、30歳になった頃、無性に音楽がやりたくなり、再び音楽活動を始めました。

 

音楽集団「音夢」を結成sin03

機械メーカーで会社員として働く傍ら、生ギター1本で弾き語りをしていましたが、自分と同じように個々で活動している音楽仲間とライブ会場で出会ったことをきっかけに、「せっかくなら一緒にやろう」と声をかけました。そして2007年、音楽アーティストチーム「音夢」を結成。30代から60代の、世代の異なるアーティスト10組が、それぞれ仕事をしながら音楽活動を続け、現在は年に4〜5回「音夢」として、中込の「楽音酒家OASIS346」や岩村田のなんだ館内「喫茶ガチャベル」でライブを開催しています。

東日本大震災の復興支援コンサートは昨年までに8回開催し、佐久市を通じて友好都市の岩手県大船渡市へ、会場で募った義援金を届ける活動もしています。ありがたいことに、被災地への支援の気持ちを持って毎年参加してくださるファンの方もいらっしゃるので、これからも歌が歌える限り、この支援コンサートは継続していきたいです。

 

人生の楽しみとしての音楽sin02

自分にとっては歌とギターが人生の中で一番面白く、好きなことでした。今は会社員という本業あっての音楽。社会に出て、これまでの人生で経験してきたノンフィクションの実話をそのままオリジナルの歌詞・曲にのせて、歌っています。いろいろと大変なことの多い世の中ですが、曲を聴いてくれた人が「明日からまた頑張ろう」と前向きに感じてくれたら嬉しいです。わざわざライブに足を運んでくださるファンの方のためにも、聴いた人の心に深く染み込む曲を届けていきたいと思っています。音楽で繋がった大勢の仲間たちとの交流を大切にしながら、これからも人生を歌にのせ、歌い続けていきたいです。

 

人生は毎日が本番

音楽以外の趣味といえば、ゴルフ、温泉&サウナ、稲作農業など。「人生にリハーサルなんて無い…毎日が本番である」と常に思いながら、仕事・音楽・趣味を楽しんでいます。