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(2017年3月1日)
おおさわ あきひこ 1963年埼玉県生まれ 東海大学医学部卒業 佐久穂町立千曲病院健康管理部長 2002年より国内外のワイン資格を取得 2016年フランスのワイン・ソサエティー「コンフレリー・デ・シュヴァリエ・デュ・タートヴァン」叙任現在東信地域で7つのワインスクールを開講中
ワインに魅了されて20年
出身は埼玉県児玉郡美里町。両親はともに教師ですが、先々代までは造り酒屋を営んでいました。お酒が好きなDNAなのかもしれません。若い頃からワインを楽しんでいましたが、本格的に興味を持ち始めたのは20年前。妻に誘われてソムリエの高野豊さんが主催するワイン会に参加した際、ブラインドテイスティングに衝撃を受けたのがきっかけでした。ワインが持つ歴史や芸術、文化としての魅力に惹かれ、国内資格から始まり、海外の資格や国際資格の取得を目指し、習熟にのめり込みました。
2002年に日本ソムリエ協会のワインエキスパートを取得、03年に米国のワインスペシャリスト(CSW)、04年にワインエデュケーター(CWE)、11年に英国の世界的なワイン資格「WSET」で最難関のディプロマに合格。合格論文は「ワインと健康」「地球温暖化とワイン」「協同組合戦略」など。12年にはスピリッツスペシャリスト(CSS)も取得し、アジア初のCSW・CWE・CSSの3冠を達成しました。
ブルゴーニュ利き酒騎士に
自己研鑽が実り、昨年10月「コンフレリー・デ・シュヴァリエ・デュ・タートヴァン」の叙任を受けました。ワイン王国フランスにあるいくつかのワイン団体の中でも特に格式高く、国際的にもよく知られるワインソサエティーです。ワインを極めただけでは審査は通らず、社会的貢献度が高いことなども評価の対象になります。自分の知識や経験を生かし、ワイン教育、ワイン審査委員や試験監督に携わり、数々のワインセミナーやワインスクールを通じて、多くの愛好家やソムリエの育成に貢献してきた功績が評価されたようです。また、歴代叙任者の推薦も必要となるため、活動を通じて出会った多くの方がいたからこそ、達成できたと思っています。
叙任式はフランスのヴージョ城で行われました。「ワインの神の名において、騎士の位を授けます」そう言いながら、粛々と銀のタストヴァンを授かりました。最後に歴代の騎士の名前を連ねる書の最終行に署名して、私の叙任が決定しました。
ワインコンサルタントとして
ワインは、その年、その土地の雨や日照、醸造する人の哲学や努力がそのままボトルに詰められた「作品」です。そんな時間と空間を超えた作品が飲んだら消え、思い出と化してしまう儚さも魅力のひとつです。
現在、佐久近郊のレストランなどを会場に7つのワインスクールを開講。 これまでも飲食店やワインショップとの関わりを大切にしてきましたが、これからはさらに、食とワインのコンサルティングに心がけたいと思っています。スーパーなどとタイアップしてラインナップに関わったり、「ワインと季節の食材を使ったレシピ」など健康的な食の提案をしていきたいと考えています。騎士の称号に恥じぬよう、知識や経験をアウトプットしていきたいです。
ワイン新興国の日本において、国際的な視野に立って、その文化の発展に少しでも貢献できるようこれからも努力していきます。最後に、私がこの称号を得たことが、これからワイン学を志す若者にとっての、良き道標になれればと願ってやみません。
月刊ぷらざ編集部(株式会社信州広告社)
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おおさわ あきひこ 1963年埼玉県生まれ 東海大学医学部卒業 佐久穂町立千曲病院健康管理部長 2002年より国内外のワイン資格を取得 2016年フランスのワイン・ソサエティー「コンフレリー・デ・シュヴァリエ・デュ・タートヴァン」叙任現在東信地域で7つのワインスクールを開講中
ワインに魅了されて20年
出身は埼玉県児玉郡美里町。両親はともに教師ですが、先々代までは造り酒屋を営んでいました。お酒が好きなDNAなのかもしれません。若い頃からワインを楽しんでいましたが、本格的に興味を持ち始めたのは20年前。妻に誘われてソムリエの高野豊さんが主催するワイン会に参加した際、ブラインドテイスティングに衝撃を受けたのがきっかけでした。ワインが持つ歴史や芸術、文化としての魅力に惹かれ、国内資格から始まり、海外の資格や国際資格の取得を目指し、習熟にのめり込みました。
2002年に日本ソムリエ協会のワインエキスパートを取得、03年に米国のワインスペシャリスト(CSW)、04年にワインエデュケーター(CWE)、11年に英国の世界的なワイン資格「WSET」で最難関のディプロマに合格。合格論文は「ワインと健康」「地球温暖化とワイン」「協同組合戦略」など。12年にはスピリッツスペシャリスト(CSS)も取得し、アジア初のCSW・CWE・CSSの3冠を達成しました。
ブルゴーニュ利き酒騎士に
自己研鑽が実り、昨年10月「コンフレリー・デ・シュヴァリエ・デュ・タートヴァン」の叙任を受けました。ワイン王国フランスにあるいくつかのワイン団体の中でも特に格式高く、国際的にもよく知られるワインソサエティーです。ワインを極めただけでは審査は通らず、社会的貢献度が高いことなども評価の対象になります。自分の知識や経験を生かし、ワイン教育、ワイン審査委員や試験監督に携わり、数々のワインセミナーやワインスクールを通じて、多くの愛好家やソムリエの育成に貢献してきた功績が評価されたようです。また、歴代叙任者の推薦も必要となるため、活動を通じて出会った多くの方がいたからこそ、達成できたと思っています。
叙任式はフランスのヴージョ城で行われました。「ワインの神の名において、騎士の位を授けます」そう言いながら、粛々と銀のタストヴァンを授かりました。最後に歴代の騎士の名前を連ねる書の最終行に署名して、私の叙任が決定しました。
ワインコンサルタントとして
ワインは、その年、その土地の雨や日照、醸造する人の哲学や努力がそのままボトルに詰められた「作品」です。そんな時間と空間を超えた作品が飲んだら消え、思い出と化してしまう儚さも魅力のひとつです。
現在、佐久近郊のレストランなどを会場に7つのワインスクールを開講。 これまでも飲食店やワインショップとの関わりを大切にしてきましたが、これからはさらに、食とワインのコンサルティングに心がけたいと思っています。スーパーなどとタイアップしてラインナップに関わったり、「ワインと季節の食材を使ったレシピ」など健康的な食の提案をしていきたいと考えています。騎士の称号に恥じぬよう、知識や経験をアウトプットしていきたいです。
ワイン新興国の日本において、国際的な視野に立って、その文化の発展に少しでも貢献できるようこれからも努力していきます。最後に、私がこの称号を得たことが、これからワイン学を志す若者にとっての、良き道標になれればと願ってやみません。