ぷらざINFO/この街の仲間たち

防犯女性部 手話サークル

山口先生を囲んで、手話を習う仲間たち歌に手話の振りを付けて

「準備はいいですか?」先生の手話を交えた問い掛けに、「OKです」と手話で応える仲間たち。月に2度、佐久市内で行われる手話サークルの練習に集うのは、佐久地区の防犯協会女性部の有志たちです。もともと防犯女性部の活動として、防犯の啓蒙に替え歌を作って地区の敬老会などで発表していました。ある時、メンバーからの「ただ立って歌っているだけではつまらない。歌に何か振りをつけたら、印象に残るのでは?」という意見をきっかけに、手話を取り入れることに。「せっかくなら基礎から習いたい」と、講師を探し、2010年6月に発足しました。

 

地道な基礎練習

40代から70代の女性たち15名に囲まれて手話を教えるのは、佐久地区で手話通訳をしている山口竹男先生です。手話は、単語ごとに手指の型があり、その型はざっと一万語。単語にあてはまらない言葉は、指文字で補います。指文字は50音の「あいうえお」ごとに50の型があります。山口先生が歌詞を手話に訳すのですが、手話は単語の型と指文字を使いながら表現するので、「覚えることがたくさんあって大変」と仲間たちは笑います。そんな朗らかな仲間を山口先生は「一生懸命でやる気があって、長く勉強を続けているサークル」と評価しています。

 

練習中は、テキストを見ながら手指を動かすのに集中防犯をより身近に

練習は、「ふるさと」「四季の歌」「信濃の国」「花は咲く」の4曲からスタート。歌詞の書かれた楽譜と手話の型が描かれた紙を見ながら、歌を歌い、両手も手話で忙しく動かします。テンポの早い所や、歌詞が多く詰まっている所は動作が忙しくて大変。口と手を動かし先生の手指を見ながら、一曲一曲皆でおさらいします。歌の次はテキストを使った基礎練習。日常会話を手話に訳して手指の型を覚えます。練習の後は、各自が持ち寄ったお茶受けをお皿に盛って、お茶とおしゃべりによるお楽しみの時間。この息抜きが、サークルが長く続く理由かもしれません。練習の成果は、小満祭など地域のイベントや敬老会などで披露し、地域の人々の防犯意識を高めています。

 

●お問い合わせは
☎0267-82-0083
(臼田地区防犯女性部長 井出さん)