ぷらざINFO/この街の仲間たち

信濃Signpost

「普段はそれぞれが別々の高校に通いながら活動しています。一緒に頑張る仲間を募集中です」と仲間たち

頑張ってきた仲間と一緒に

信濃Signpostは2020年にできた新しい女子バスケットボールチーム。県内のバスケットボールスクールに通う仲間が、コーチから「チームとして一緒にやってみたら?」と声を掛けられたのをきっかけに発足しました。現在は東信地区の高校生4人が週に2回佐久市内の体育館で個人スキルを上げることを目標に日々練習しています。

 

注目される競技として

個々の総合的なスキルの高さやスピード感が3×3の魅力

3×3は3人制のバスケットボールで、2007年に正式競技種目となり、東京2020オリンピックの正式種目にも採用されました。5人制との大きな違いは試合中ベンチにコーチを置くことができず、戦況を読みながら自分たちでメンバーチェンジからタイムアウトまで行うこと。日々の練習でも自分たちで考え、コミュニケーションを取ることを大切にしています。

日本ではいち早く3×3のトップリーグが設立され、男女ともに世界ランキング上位ですが、長野県内で取り組む団体の数はまだ少なく、実戦練習はバスケットボールスクールの後輩たちを相手に行うこともあります。

 

より高い技術を身に付ける

信濃Signpostは2020年11月に開催された「第7回3×3 U18 日本選手権大会」に中日本代表として初出場し3位になるなど、高い技術力で全国からも注目されています。

日本選手権大会にはエリアの予選大会を通過した16チームが出場。新しくできたばかりのチームですが、バスケットボールが好きで長く一緒にやってきた仲間なので、誰がどう動くかが阿吽の呼吸で分かり、互いに信頼しあいプレーできていると言います。今回は準決勝で惜しくも接戦の末に負けてしまいましたが、「この経験を生かし、2021年はさらに上を目指して後悔しないよう日々努力をしていきたい」と、次なる高みを目指します。

今後は、バスケットボールを一緒に楽しむ仲間をさらに増やし活動していきたいと話す仲間たち。切磋琢磨しあい、より自分を高める道はこれからも続きます。