ぷらざINFO/この街の仲間たち

野沢浅間キングス

  高い技術力の仲間と一緒に

長野県代表として何度も全国大会に出場してきた「野沢少年野球クラブ」と「浅間スポーツ少年団」。お互いに切磋琢磨しあい、県内の軟式野球チームから目標とされてきた2つのチームが2022年11月に合併し、「野沢浅間キングス」として新たに活動をスタートさせました。現在は佐久を中心に小諸や御代田など東信地区から仲間が集まり、小学2年生から6年生の27人が佐久市立野沢小学校のグラウンドで練習に励んでいます。

「野球に興味がある人も野球をやったことの無い人も一緒に楽しもう!」と仲間たち。活動の様子はhttps://www.instagram.com/nozawaasama_kings/参照

 

  活動の灯を絶やさない

もともと佐久市内で活動していた2チームですが、野球を楽しむチームメイトが年々減少し、「来季以降、チームが組めなくなってしまうのではないか」という問題に直面していました。そのため、それぞれの代表・監督が話し合い、活動をより良いものとしていくためにチームを一つにすることを決めました。新しいチームの名前は、それぞれのチームから「野沢」「浅間」を取り、「これからも王者でありたい」という願いを込めて「野沢浅間キングス」と名付けました。

2022年から23年のオフシーズンは体力づくりや体幹トレーニングなど基礎体力を高める練習に加え、仲間同士の交流をより深めるためにカーリング体験も行いました。

 

普段笑顔が溢れるメンバーも、集中して練習に取り組む顔は真剣です

  目標に向けて前進

まだ発足して間もないチームですが、2022年12月に開催された「関東近県学童野球大会」で準優勝するなど、技術的にもレベルの高い仲間が揃っています。「長野県学童軟式野球選手権大会優勝!」「全国大会に出場し、ベスト4に入ること」を目指して練習に取り組んでいる仲間たち。年齢や学校が異なる子どもたちですが、野球を通じて交流が生まれ、楽しそうに野球に向き合っている様子を見守っていくことは、大人にとっても楽しいことです。「一緒に野球を楽しむ仲間が増えていってくれたら」と代表の鷹浦さん。これからも仲間同士で技術を高めあい、目標に向かって進んでいくことでしょう。