ぷらざINFO/この街の仲間たち

佐久市立臼田中学校 吹奏楽部

  地域で愛される活動を

臼田中学校吹奏楽部は、吹奏楽コンクールやマーチングコンテストなど大会への出場のほか、地域のイベントにも参加し年間約15回の本番をこなしています。毎年3月に開催される定期演奏会では座奏のほかにステージドリルを披露し、多くの観客を魅了しています。

日頃の部活動では「吹奏楽を通して“いい人”になる」を合言葉にしています。部員同士も仲が良く、大会やイベント、日々の練習も全員で楽しみながら行っているそうです。

3月に開催予定の定期演奏会は目で見て耳で聞いて楽しめるコンサートを予定。卒業式を終えた3年生も一緒に参加し、感謝の気持ちを込めて演奏します

  部員の思いを乗せたマーチング

2021年11月に開催された第56回マーチングバンド関東大会には1年生から3年生の45人が長野県代表として出場し、金賞を受賞。関東支部代表として12月に埼玉県で開催された全国大会ではグッドミュージック賞に輝きました。

2021年のマーチングショーのテーマは「希望を乗せて走る列車」。「世の中には暗いニュースも多いですが、そんな中でも明るく希望をもって皆で走り抜けていこう!」という思いが込められています。長野県大会からガラッと動きを変更して出場した関東大会では、部員一人ひとりの思いが審査員に伝わり、結果に結びつけることができました。

 

  感謝の気持ちを演奏に込めて

寒空の下でも元気いっぱい!マーチングは演技を見るのも楽しみのひとつです

吹奏楽は大変なことも多いですが、皆で演奏し、聴いてくださる方に喜んでいただけるのが一番楽しいと言います。2020年は自分たちの音楽を地元の人に届けられる機会が少なかったのですが、2021年は披露する機会も増え、その思いが今まで以上に強くなりました。

「顧問の先生方が部員それぞれにしっかりと向き合い、大会前など不安な時も声を掛けてくれるのがありがたい」という部員たち。これからも地元の方や家族など、応援してくださる皆様に感謝の気持ちを込めて演奏していきたいと笑顔で話してくれました。部員も観客も、笑顔が溢れる活動はこれからも続いてゆくことでしょう。