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(2021年9月24日)
「信州奇傑伝」で奇傑の一人として紹介された鈴木善人翁。明治時代に小諸に移り住み棋道に励む一方で、地域の人たちに囲碁の指導を行い、東北信地域に囲碁文化を広めました。その功績を称え、1894年に門下生や有志によって「鈴木善人翁之壽碑」が建立されました。石碑に刻まれた「囲碁以外其の心を動かすに足るもの無きが如く棋道深奥を求め、善誘悃篤、囲碁普及に情熱を注ぐ」という鈴木善人翁の志を継承し、さらに進めていこうと2011年7月に発足したのが「囲碁の里信州小諸づくり委員会」です。現在は小諸を中心に13人が集まり活動をしています。
2018年に開催された「第3回囲碁の里 信州小諸囲碁セミナー」の参加者の皆さん。イベントなどはhttps://igonosato-komoro.jp/で確認を
囲碁は集中力が付くのはもちろん、小学校に入る前の小さな子どもから年配の方が一緒に楽しめるため、礼儀作法が身に付き、コミュニケーション能力も高まるそうです。2019年には小学生プロ棋士の誕生により注目されるようになりました。
「囲碁の里信州小諸づくり委員会」は、囲碁を普及させるために初心者向け囲碁教室の開催や地域の小学校・公民館への出張講座の開講、囲碁の振興や発展に繋げるための囲碁大会の運営、指導者の養成、長野県内外の囲碁愛好家同士の交流会などの活動もしています。また毎年秋にはプロ棋士を招聘し「信州小諸囲碁セミナー」を開催。プロ棋士による指導や囲碁大会を行っています。参加者は長野県内だけでなく、関東一円と関西や愛知からも集まるなど、全国の囲碁愛好家にも一目置かれるイベントになっています。
2020年「新春囲碁ざんまい」には約40人が参加しました
コロナ禍のため、例年開催しているイベントや囲碁教室が2年連続で中止となり、地域の方に囲碁の魅力を伝える機会が減ってしまいました。「今後も囲碁の楽しさを多くの人に知っていただき、ますます囲碁仲間の輪を広げていきたい。イベントの再開を楽しみにしています」と仲間の皆さん。これからも仲間と共に「囲碁の里小諸」を作り上げる活動は続いていきます。
月刊ぷらざ編集部(株式会社信州広告社)
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顕彰碑を精神的支柱に
「信州奇傑伝」で奇傑の一人として紹介された鈴木善人翁。明治時代に小諸に移り住み棋道に励む一方で、地域の人たちに囲碁の指導を行い、東北信地域に囲碁文化を広めました。その功績を称え、1894年に門下生や有志によって「鈴木善人翁之壽碑」が建立されました。石碑に刻まれた「囲碁以外其の心を動かすに足るもの無きが如く棋道深奥を求め、善誘悃篤、囲碁普及に情熱を注ぐ」という鈴木善人翁の志を継承し、さらに進めていこうと2011年7月に発足したのが「囲碁の里信州小諸づくり委員会」です。現在は小諸を中心に13人が集まり活動をしています。
2018年に開催された「第3回囲碁の里 信州小諸囲碁セミナー」の参加者の皆さん。イベントなどはhttps://igonosato-komoro.jp/で確認を
囲碁文化を広げる活動
囲碁は集中力が付くのはもちろん、小学校に入る前の小さな子どもから年配の方が一緒に楽しめるため、礼儀作法が身に付き、コミュニケーション能力も高まるそうです。2019年には小学生プロ棋士の誕生により注目されるようになりました。
「囲碁の里信州小諸づくり委員会」は、囲碁を普及させるために初心者向け囲碁教室の開催や地域の小学校・公民館への出張講座の開講、囲碁の振興や発展に繋げるための囲碁大会の運営、指導者の養成、長野県内外の囲碁愛好家同士の交流会などの活動もしています。また毎年秋にはプロ棋士を招聘し「信州小諸囲碁セミナー」を開催。プロ棋士による指導や囲碁大会を行っています。参加者は長野県内だけでなく、関東一円と関西や愛知からも集まるなど、全国の囲碁愛好家にも一目置かれるイベントになっています。
気持ちを新たに
2020年「新春囲碁ざんまい」には約40人が参加しました
コロナ禍のため、例年開催しているイベントや囲碁教室が2年連続で中止となり、地域の方に囲碁の魅力を伝える機会が減ってしまいました。「今後も囲碁の楽しさを多くの人に知っていただき、ますます囲碁仲間の輪を広げていきたい。イベントの再開を楽しみにしています」と仲間の皆さん。これからも仲間と共に「囲碁の里小諸」を作り上げる活動は続いていきます。