ぷらざINFO/この街の仲間たち

混声合唱 響

 PTAコーラス仲間と発足

中込小学校のPTA活動でコーラスを楽しんでいた仲間が、「PTA活動を卒業した後も歌い続けたい」と2009年に「中込ハーモニー」を発足。知り合いなど歌が好きな人にも声を掛けたことで仲間が増え、2011年に「混声合唱 響」として活動をスター
トさせました。 現在は佐久地域を中心に30代から80代の25人が毎週木曜日の夜に野沢公民館に集まり、美しいハーモニーを目指して練習しています。

音楽を愛する仲間なので、大勢の方に聞いていただける本番が楽しいそうで、佐久市内で毎年
開催されている
「佐久市民コーラスまつり」や「母親コーラスまつり」に参加し、歌声を披露しています。また2年に一度、定期演奏会を開き、日ごろお世話になっている人や地域の方々に音楽を届けています。

今年9月に佐久市コスモホールで開催予定の「佐久市民コーラスまつり」出演に向けて練習中。コーラスを一緒に楽しむ仲間も募集中です!

 2年に一度定期演奏会開催

2020年は「混声合唱 響」が活動を始めて10年という節目の年。10周年を記念した演奏会を企画していましたが延期に。2022年6月、4年ぶりに開催することができ、「上を向いて歩こう」「アメイジング・グレイス」「ゴンドラの唄」など20曲を披露しました。駆けつけた多くのお客様に聞いていただけて、とても幸せな時間だったそうです。

代表の武田さんは、「コンサート開催に辿り着くまで、みんなで努力をして曲を仕上げました。その中で仲間意識が芽生え、より良い音楽を届けたいという気持ちが生まれました」と話してくれました。

 

 思いを一つに音楽を届ける

仲間の声が重なり、会場いっぱいに美しいハーモニーを響かせます

様々な制限により、なかなか練習に参加できない人、事情により退団した仲間もいます。また、福祉施設への訪問も難しくなるなど、今まで当たり前にできていたことができなくなりました。しかし、そんな中でもみんなで協力し合い、色々と工夫しながら一歩ずつ進んできました。

「心身ともに健康の源として歌うことは素晴らしいことだと思っています。これからも仲間と一緒に音楽を楽しんでいけたら」と武田さん。これからも地域の人に優しい歌声を届けてくれることでしょう。