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(2021年8月24日)
もともと音楽を支援として活用し、医療機関に勤務しながら、各地でボランティア活動をしていた音楽療法士の西巻さん。仕事でもボランティア活動でも、人の心を癒し元気を与える音楽の力を肌で感じていました。音楽をツールにし、より人と人の繋がりを作っていきたいとの思いから1993年にスタートさせたのが「音だまくらぶ」です。
西巻さんの知り合いや活動に賛同した人、医療や福祉の領域で音楽を使った支援を行っている人などを中心に、14人の仲間が土日祝日をメインに活動しています。メンバーは小諸や軽井沢のほか、山梨県や東京都など県内外から参加しているそうです。
共に長くやってきた仲間たちとこれからも各地で音楽を通じたコミュニケーションをしていきます。最新の活動の様子はhttps://otodamakun.jimdofree.com 参照
これまでに甲信地域を中心に全国約20都府県、1400ヶ所の医療や福祉機関、研修会、各種イベントなどで活動してきました。
演奏曲目のレパートリーは皆が知っている曲からオリジナル曲まで約500曲。リクエストによって演奏曲が変わりますが、事前に仲間が集まって練習することはほとんど無く、長年一緒に活動してきた仲間たちなので、本番当日に一発で合わせることが多いと言います。また、演奏に合わせてお客様が一緒に歌うことも。音楽がコミュニケーションツールとなり、人と人が繋がっていると感じることも多いそうです。
仲間たちは、音楽活動を通じて人と出会い、更には自分が学べるチャンスがあるということが嬉しいそうで、それが活動を続けていく楽しさに繋がっています。
福島県いわき市で活動した時の様子。被災地での活動も大切にしています
2011年の東日本大震災以降は、福島県いわき市の災害公営住宅などで100回近くの演奏活動を行ってきました。また、西巻さんの地元、布引温泉こもろで月に2回「がんばっぺ福島」コンサートを開催し、音楽を通して支援活動を行っています。
「今、なかなか人とのコミュニケーションがしにくい世の中になっていますが、個人や社会が健全であり続けるためにも、工夫しながらコミュニケーションしていくことが大切だと思います」と西巻さん。人と人を繋ぐ音楽の架け橋をこれからも作り続けていくことでしょう。
月刊ぷらざ編集部(株式会社信州広告社)
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音楽でコミュニケーションを
もともと音楽を支援として活用し、医療機関に勤務しながら、各地でボランティア活動をしていた音楽療法士の西巻さん。仕事でもボランティア活動でも、人の心を癒し元気を与える音楽の力を肌で感じていました。音楽をツールにし、より人と人の繋がりを作っていきたいとの思いから1993年にスタートさせたのが「音だまくらぶ」です。
西巻さんの知り合いや活動に賛同した人、医療や福祉の領域で音楽を使った支援を行っている人などを中心に、14人の仲間が土日祝日をメインに活動しています。メンバーは小諸や軽井沢のほか、山梨県や東京都など県内外から参加しているそうです。
共に長くやってきた仲間たちとこれからも各地で音楽を通じたコミュニケーションをしていきます。最新の活動の様子はhttps://otodamakun.jimdofree.com 参照
全国各地で演奏活動
これまでに甲信地域を中心に全国約20都府県、1400ヶ所の医療や福祉機関、研修会、各種イベントなどで活動してきました。
演奏曲目のレパートリーは皆が知っている曲からオリジナル曲まで約500曲。リクエストによって演奏曲が変わりますが、事前に仲間が集まって練習することはほとんど無く、長年一緒に活動してきた仲間たちなので、本番当日に一発で合わせることが多いと言います。また、演奏に合わせてお客様が一緒に歌うことも。音楽がコミュニケーションツールとなり、人と人が繋がっていると感じることも多いそうです。
仲間たちは、音楽活動を通じて人と出会い、更には自分が学べるチャンスがあるということが嬉しいそうで、それが活動を続けていく楽しさに繋がっています。
被災地との架け橋に
福島県いわき市で活動した時の様子。被災地での活動も大切にしています
2011年の東日本大震災以降は、福島県いわき市の災害公営住宅などで100回近くの演奏活動を行ってきました。また、西巻さんの地元、布引温泉こもろで月に2回「がんばっぺ福島」コンサートを開催し、音楽を通して支援活動を行っています。
「今、なかなか人とのコミュニケーションがしにくい世の中になっていますが、個人や社会が健全であり続けるためにも、工夫しながらコミュニケーションしていくことが大切だと思います」と西巻さん。人と人を繋ぐ音楽の架け橋をこれからも作り続けていくことでしょう。