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北軽ピーチ

2010年2月27日 北海道昭和新山国際雪合戦大会国際ルールに則した「雪合戦」

雪合戦は国際ルールに則して行われる新しい競技で、24年前に北海道壮瞥町で地域興しの一環として始まりました。1チーム7名が、10m×40m のコートで対戦する競技で、規定数の雪玉を投げ合いながら、ドッジボールのように相手メンバーに当てて相手人数を減らすか、敵陣のフラッグを奪取すると勝ちとなります。海外にも「YUKIGASSEN」は広がり、冬になると国内外で熱戦が繰り広げられているそうです。

 

雪合戦の魅力

「雪合戦はやってみると、その面白さがわかる」。監督の黒岩巧さんとメンバーの赤羽大さんがその魅力を語ってくれました。「北軽ピーチ」は、平成15年に「北軽井沢ボンバーズ」と「佐久ピーチ」という二つのチームが合体して結成されました。もともと「北軽井沢ボンバーズ」は群馬県長野原町の地域興しの有志の集まり、「佐久ピーチ」は草野球メンバーの集まりで冬場の練習に雪合戦を取り入れていました。現在は10代から50代まで15名が在籍。「肩の強いメンバーを集めただけでは勝てません。試合は1セット3分で2セット先取したら勝ち。その3分が本当に長い」と二人は語ります。

 

チーム一丸の総力戦

コート内にはシェルターと呼ばれる防御壁があります。壁に隠れた敵はストレート球だけでは命中させられないので、球を空高く投げ上げて壁の向こう側に正確に落とす技を使います。壁に隠れた敵の位置は監督が指示し、後方の味方から雪玉を補給してもらいながら攻撃を仕掛けます。チーム一丸の総力戦で、状況をみながら幾通りもの戦法を使い分けます。「雪合戦は勝てば嬉しい、負ければ悔しい」。その分りやすさと、勝つための複雑さが相まって、ますますその面白さにはまるそうです。シーズン中の週末は国内のどこかで大会が行われるので、メンバーは週3回練習しています。仕事後に北軽井沢の体育館に集まり、午後8時から2時間練習します。雪合戦には女子も出場でき、北軽ピーチには女子メンバーも在籍しているため、「くのいち」として試合に出ることもあるそうです。

 

体育館での真剣な練習

●お問い合わせは
☎0267-68-2420
(アカハネ保険事務所内 北軽ピーチ事務局 赤羽さん)