ぷらざINFO/この街の仲間たち

FLIPPERS 佐久校

「ぜひ一度、私たちのパフォーマンスに触れてみてください! 一緒に活動する仲間も募集中です」と仲間の皆さん

皆が元気になれるチアダンス

チアダンスチームFLIPPERSは2018年に発足。佐久市や小諸市などの年中から小学6年生の15人が集まり、月に2回佐久創造館で練習をしています。チーム名のFLIPPERSは、「大きな尾びれで大海原を可憐に泳ぐ人魚のように、のびのびと元気いっぱい活動できるように」との願いをこめて名づけられました。

2020年は新型コロナウイルスの影響で、出演予定のイベントが中止になり、地元の皆さんに見ていただく機会が減ってしまいました。練習も自粛せざるを得ず、思うように進まない部分もありましたが、自宅でできる練習をオンラインで配信するなど、工夫をしながら活動を続けました。

 

年齢や体力を問わず楽しめる

見ている人に元気や前向きな気持ちを届けるパフォーマンス

映画やドラマでも取り上げられ、知名度が上がりつつあるチアダンスは、チアリーディングの中で行われるダンス要素を独立させた競技のこと。チアという言葉の通り、人を応援することで、見ている人を元気にしたり、前向きな気持ちになれるようにしたりします。競技にはスタンツと呼ばれる組体操のような大技やバック転などは無く、ポンポンなどを持ち音楽に合わせて踊ります。また団体として活動することから、挨拶や返事、姿勢、整理整頓など礼儀を身に付けることに加え、相手を思いやる気持ちも大切にしています。

 

明るい気持ちを届けたい

チアダンスを始めた頃は、恥ずかしい気持ちになったり、なかなか大きな声で返事や返答ができないなど内気な子どももいましたが、最近は分からないことを積極的に質問したり、前回教わったことを自主練習で忘れないように努力するなど、自分から行動できるメンバーが多くなりました。「チアダンスの活動を通して、子どもたち自身が前向きな気持ちに変化してきた。今後は、お互いを認め、切磋琢磨しあえる仲間になっていって欲しい」と代表の菅沼さん。チアダンスで自分自身を前向きにし、さらには周りの人や地域の人たちも明るく元気にするような活動をしていきたいそうです。