ぷらざINFO/この街の仲間たち

NPO法人 全佐久 スピードスケートクラブ

佐久の冬といえば、スピードスケート

全佐久スケートクラブ全佐久スピードスケートクラブが発足したのは平成24年4月のこと。スポーツ少年団のスケート部員が減少し、数人の指導者たちから「なんとかしよう!」と意見が集まり、動き始めました。一昔前の佐久地域では、冬になると子どもたちはスピードスケートに親しみ、小学生ともなると様々な大会で成績を残していました。長野県といえばスケート王国。強い選手を数多く輩出した実績もあります。その黄金時代に活躍した世代が今では父親となり、ジュニアの育成に取り組み、11月にはNPO法人として県の認可もおりました。

集まり始めた新メンバー

クラブでは、シーズン前から積極的にイベントを開催し、スケートを体験してもらいながら着々とメンバーを増やしてきました。9月には美笹ファミリーランドでローラースケート体験、9月末の土日からは長野市のエムウェーブで氷上トレーニングを始めました。そして本格的なシーズンイン前には、岩村田小・中込小・青沼小・八千穂の小学生も含めメンバーは32人となりました。初めてスケート靴を履く1年生から練習を積んだ6年生までを3つのグループに分け、それぞれのグループに監督が付き一人一人に丁寧な指導をしています。

初心者でも始めやすいように

練習風景総監督 飯島久幸さんをはじめ理事の力により、道具が無くても始めやすいようスケート靴など用具のレンタル、練習の行き帰りをクラブのバスで送迎できるようにするなど環境を整えてきました。監督の朝田さん自身も小学校から大学までスピードスケートの選手だったので、ジュニアの育成に熱が入ります。
シーズンは11月から始まり、ホームリンクの松原湖スケート場で練習を行います。土・日は8時~11時半。平日は月曜以外の毎日で、子どもたちは放課後5時半にバスに乗りスケート場に移動。帰りは8時になります。「暖かい室内でゲームをして過ごす子どもたちもいる一方で、わざわざ寒い中で練習した努力は無駄にならない」。監督の強い信念です。切磋琢磨しお互いに育ち合う新しい仲間を募集中だそうです。

 

●お問い合わせは
☎090-1439-4467
(監督 朝田さん)