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(2011年5月31日)
太鼓で交流
お腹に響く、太鼓の音―。ばちさばきも勇ましく、練習熱心な信州もちづき子ども太鼓「駒」の子どもたち。旧望月町の小学生から中学生まで20数名が所属し、練習は月に2回ほど。指導は「望月太鼓」の大人3名が担当しています。練習の成果を披露するのは、年に十数回あるイベントです。毎年訪問している老人施設3カ所では、演奏後、お年寄りと一緒に手遊びを楽しんだり、「ふるさと」を合唱したりして交流を深めています。毎年3月にはチャリティーコンサートを開き、施設への寄付を行っています。今年は、東日本大震災の義援金として寄付しました。
子ども太鼓を主に指導してきたのは、教員の北山雅路さん。10年前、合併前の布施小学校で総合学習の時間に太鼓を取り入れたのが始まりでした。当時受け持っていた4年生の児童が太鼓をたたき始めたのをきっかけに、6年生の卒業記念にコンサートを開きました。それが好評となり、やがて布施地区の「布施っ子太鼓」が発足し、合併の後に「信州もちづき子ども太鼓・駒」となりました。旧望月町には、大人の「望月太鼓」があり、子ども太鼓「駒」はそのジュニア部門として、指導を受けながら腕を磨いています。
練習の合間に、おやつの時間があります。元気よく休憩室に入ってきたのは元気のいい女の子たち。小学6年生の篠崎彩音さん、尾口美鈴さん、重田瑛月さんは「太鼓を始めたのは小学1年生から。お姉ちゃんがやっていておもしろそうだったから」「難しい曲ができた時、ヨッシャー!って思う」と話してくれました。子どもたちが練習しているのは、「締太鼓」「宮太鼓」「大締太鼓」と「篠笛」です。「篠笛」は音を出すのも難しく、大人も苦労するほど。子どもたちが演奏に集中し、曲がぴったり合った時の緊張感と、上手くできた時の嬉しさを存分に味わってほしいと願いながら指導しています。若駒のように元気な子どもたちが「楽しいからやってみない?」と笑顔で誘ってくれたのが印象的でした。
●お問い合わせは☎090-4617-6111(北山雅路さん)
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太鼓で交流
お腹に響く、太鼓の音―。ばちさばきも勇ましく、練習熱心な信州もちづき子ども太鼓「駒」の子どもたち。旧望月町の小学生から中学生まで20数名が所属し、練習は月に2回ほど。指導は「望月太鼓」の大人3名が担当しています。練習の成果を披露するのは、年に十数回あるイベントです。毎年訪問している老人施設3カ所では、演奏後、お年寄りと一緒に手遊びを楽しんだり、「ふるさと」を合唱したりして交流を深めています。毎年3月にはチャリティーコンサートを開き、施設への寄付を行っています。今年は、東日本大震災の義援金として寄付しました。
地域で育む太鼓
子ども太鼓を主に指導してきたのは、教員の北山雅路さん。10年前、合併前の布施小学校で総合学習の時間に太鼓を取り入れたのが始まりでした。当時受け持っていた4年生の児童が太鼓をたたき始めたのをきっかけに、6年生の卒業記念にコンサートを開きました。それが好評となり、やがて布施地区の「布施っ子太鼓」が発足し、合併の後に「信州もちづき子ども太鼓・駒」となりました。旧望月町には、大人の「望月太鼓」があり、子ども太鼓「駒」はそのジュニア部門として、指導を受けながら腕を磨いています。
太鼓の魅力
練習の合間に、おやつの時間があります。元気よく休憩室に入ってきたのは元気のいい女の子たち。小学6年生の篠崎彩音さん、尾口美鈴さん、重田瑛月さんは「太鼓を始めたのは小学1年生から。お姉ちゃんがやっていておもしろそうだったから」「難しい曲ができた時、ヨッシャー!って思う」と話してくれました。子どもたちが練習しているのは、「締太鼓」「宮太鼓」「大締太鼓」と「篠笛」です。「篠笛」は音を出すのも難しく、大人も苦労するほど。子どもたちが演奏に集中し、曲がぴったり合った時の緊張感と、上手くできた時の嬉しさを存分に味わってほしいと願いながら指導しています。若駒のように元気な子どもたちが「楽しいからやってみない?」と笑顔で誘ってくれたのが印象的でした。
●お問い合わせは
☎090-4617-6111(北山雅路さん)