ぷらざINFO/この街の仲間たち

chor 笑音 ーコール わらおんー

子どもを連れて参加

メンバー同士の交流も大切にしています。「一緒に楽しむママさんを大募集中です!見学もOKです」とメンバーの皆さん

佐久市で活動しているchor笑音は、歌いたいけれど条件のあうグループが見つからなかった前代表の大井さんが「子育て中の気分転換に」と、ご自分のお子さんが通う保育園のお母さんやご近所の友人に声を掛け2016年2月にスタート。現在は子どもを持つお母さんたちが、子どもと一緒に活動しています。「楽しく歌う」をモットーに月に2度木曜日の午前中に野沢会館に集まり、歌の練習や子育ての情報交換をしながら楽しんでいます。童謡やゴスペル、歌謡曲、アカペラなど様々な曲にチャレンジし、ボランティア訪問などで年に数回披露することもあります。

 

練習は子どもたちを優先

子どもが小さいうちは体調の変化などもあるので、練習日は相談しながら日程を決め、子どもたち同士で遊んでいる間に親は合唱の練習をします。時には子どもを背負ったり抱っこしたりしながら練習に参加することも。子どもたちもお母さんたちの歌に合わせて歌ったり踊ったり一緒に楽しんだり、中には歌声を子守唄に寝てしまう子もいます。子どものペースに合わせておやつの時間を設定するなど、子どもたちに目を配りながら大人も自由に練習に参加することができる環境を大切にしています。

 

OGも一緒に楽しむ

ピアノの周りで大人が歌い、その横で子どもたちが遊びます

子どもが大きくなったり、お仕事を始めたりと平日の日中に参加することが難しくなり卒業する方もいるそうですが、生活環境の変化によって戻って来る方もいます。ボランティア訪問ではOGが一緒に歌うことも。「笑音は、一度離れてもまた戻って来られるという、あたたかい雰囲気がある」と再び参加するようになったメンバーは言います。「元気いっぱいの子どもたちと一緒に大声で歌うことはストレス発散や気分転換につながります。親子で歌ったり、おやつタイムにおしゃべりをしたり、和気あいあいと活動しています」とメンバー皆口を揃えます。子育てと音楽、どちらも楽しむ時間はこれからも続きます。