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(2018年3月1日)
部員全員が同じ寮で生活
2017年12月に行われた「全国高校駅伝競走大会」で9年ぶり2回目の優勝を果たした佐久長聖高等学校駅伝部。部員は1~3年生合わせて31人。「ここで強くなりたい」と全国から部員が集まり、全体の3分の1の部員が県外中学の出身者です。 全員が駅伝部専用の寮で生活をしています。朝は5時30分に起床し、専用コースで8kmを走ってから朝食をとり、学校へ行きます。夕方は学校が終わってから練習し、寮へ戻り全員一緒に食事をとります。生活と練習が一本化された規律ある1日を送ることで、力を伸ばしてきました。「携帯電話、スマートフォンは持たない」など、一般的な高校生と比べると厳しい規則もありますが、「強くなるには多少の犠牲は必要」と選手自身も納得の上で入部しているそうです。
選手の自主性を尊重
監督は自身も長聖出身の高見澤勝さん。コーチ1年目だった9年前に初めて全国大会で優勝し、「その時の経験と思いを大事にやってきた」と話します。普段の練習は、佐久総合運動公園陸上競技場や佐久大学のグラウンドに作られた駅伝部専用のクロスカントリーコースを利用。クロスカントリーコースは両角速前監督(現・東海大学監督)の手作りです。練習内容は選手の自主性を尊重し、「こうしろ」ではなく、「これはどうだ?」といった投げかけの中でメニューを決めていくそうです。「大学生、社会人になっても活躍できる人間になってほしい」というのが監督の願いです。
悲願の全国優勝を達成!
昨年の春に13人の1年生が入部。部員数が過去最多の31人となりましたが、一方でまとまりに欠けてしまうという時期がありました。悩んでいる元キャプテンの山本嵐さんを、他の3年生が助けるように動いてくれたおかげで、全員が同じ方向を見られるようになったと言います。こうして迎えた全国大会では見事優勝!優勝メンバーのうち4人が1・2年生だったこともあり「連覇」が期待されますが、高見澤監督は「無理に目指すのではなく、力をつけて人間的に成長してほしい」と話してくれました。
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部員全員が同じ寮で生活
2017年12月に行われた「全国高校駅伝競走大会」で9年ぶり2回目の優勝を果たした佐久長聖高等学校駅伝部。部員は1~3年生合わせて31人。「ここで強くなりたい」と全国から部員が集まり、全体の3分の1の部員が県外中学の出身者です。
全員が駅伝部専用の寮で生活をしています。朝は5時30分に起床し、専用コースで8kmを走ってから朝食をとり、学校へ行きます。夕方は学校が終わってから練習し、寮へ戻り全員一緒に食事をとります。生活と練習が一本化された規律ある1日を送ることで、力を伸ばしてきました。「携帯電話、スマートフォンは持たない」など、一般的な高校生と比べると厳しい規則もありますが、「強くなるには多少の犠牲は必要」と選手自身も納得の上で入部しているそうです。
選手の自主性を尊重
監督は自身も長聖出身の高見澤勝さん。コーチ1年目だった9年前に初めて全国大会で優勝し、「その時の経験と思いを大事にやってきた」と話します。普段の練習は、佐久総合運動公園陸上競技場や佐久大学のグラウンドに作られた駅伝部専用のクロスカントリーコースを利用。クロスカントリーコースは両角速前監督(現・東海大学監督)の手作りです。練習内容は選手の自主性を尊重し、「こうしろ」ではなく、「これはどうだ?」といった投げかけの中でメニューを決めていくそうです。「大学生、社会人になっても活躍できる人間になってほしい」というのが監督の願いです。
悲願の全国優勝を達成!
昨年の春に13人の1年生が入部。部員数が過去最多の31人となりましたが、一方でまとまりに欠けてしまうという時期がありました。悩んでいる元キャプテンの山本嵐さんを、他の3年生が助けるように動いてくれたおかげで、全員が同じ方向を見られるようになったと言います。こうして迎えた全国大会では見事優勝!優勝メンバーのうち4人が1・2年生だったこともあり「連覇」が期待されますが、高見澤監督は「無理に目指すのではなく、力をつけて人間的に成長してほしい」と話してくれました。