ぷらざINFO/この街の仲間たち

佐久市耕友会

地域との交流で農業をPR

月1回の定例会のほか、親睦会もあり。会員は随時募集中で40歳以下で佐久市の農業者なら誰でも入会できます

月1回の定例会のほか、親睦会もあり。会員は随時募集中で40歳以下で佐久市の農業者なら誰でも入会できます

 

地域住民との交流や農業の発展、技術向上を目的に43年前に設立された若手農業者グループ。現在会員は12名。佐久市内で米、果樹、野菜などを手掛ける40歳以下の青年農業者で構成されています。
会の発足時から続いている行事のひとつに、特別養護老人ホームでの「慰問もちつき」があります。会員が施設に出向き、臼と杵で餅つきを行うことでお正月気分を感じていただこうという年末恒例のイベントです。その他にも遊休農地を利用したそば栽培や、イベントでの農産物販売、親子向け農作業体験活動「楽しもう親子食と農の体験教室」の開催、「佐久農業青年プロジェクト活動・意見発表会」での研究発表など多岐に渡り活動しています。

 

親子で楽しむ農業体験

平成29年の「楽しもう親子食と農の体験教室」では会員の圃場で親子がりんごの収穫などを体験。昨年は遊休農地でそばを栽培し、コンバインでの収穫のほか、手刈りによる収穫、唐箕がけでゴミを取るといった昔の農作業も行い、昔と現代の違いを体験してもらいました。農業の大切さと食への理解を深めるべく、これからも様々な体験活動を行なっていく予定です。

 

 

若手農家、女性も頑張っています!

「農家は個人の仕事になりがちですが、会に入ることにより繋が

昨年末開催の慰問もちつきでのひとコマ。入所者のみなさんも積極的に参加してくださり、毎年大好評です

昨年末開催の慰問もちつきでのひとコマ。入所者のみなさんも積極的に参加してくださり、毎年大好評です

りができ、情報交換ができるようになりました」と話すのは会長を務める米農家の佐藤広和さん。佐藤さんは就農して間もなくの22歳の時に入会。他ジャンルの農業者との出会いが刺激となり、学べることも多く自分の仕事にもプラスになっているそうです。佐久市の農政課や県の農業改良普及センターも会の活動をサポートしてくれているので、活動や技術面での相談ができ、アドバイスがあるのも心強いとのこと。「今後も多方面での交流、活動を通じて多くの人に農業に興味を持ってもらえるよう、頑張る若手農業者の姿を発信していきたい」と、会としての未来を力強く話してくれました。