ぷらざINFO/この街の仲間たち

白樺舞踊団

7月に行われた第1回目の単独公演は庭園が美しいレストランに特設ステージを設営して披露。多くの観客が魅了されました                    ⓒ山うえ雅子

佐久穂町で踊りたい

佐久穂町でベリーダンス教室をしている内藤さん。スタートした当初から福島の「フラガール」のように、地元の方に愛され、地域に密着した活動がしたいと考えていました。その気持ちに賛同してくれた仲間と2019年2月に立ち上げたのが「白樺舞踊団」です。名前を「舞踊団」とすることで、ベリーダンスだけではなく、エンターテインメント性を持ったショーを目指しています。現在は20~50代の女性8人で、地元を元気に、佐久穂町を多くの人に知っていただくために、日々活動しています。

 

見ている人を笑顔にしたい

活動を始めてまだ半年ほどですが、佐久穂町はもちろん、佐久市、上田市などの東信地域を中心に活躍の場は広がりつつあります。今年7月には地元のレストランで、満員のお客さまに見守られるなか、第1回目の単独公演を開催しました。ベリーダンスを中心に、ストーリー性を持たせた創作ダンスやお芝居、時には付けヒゲをしたり、コントも取り入れました。曲も歌謡曲を使うなど、ベリーダンスを知らない幅広い世代の方に楽しんでいただけるように工夫したそうです。

 

初めて披露した時の様子。活動の詳細等はHPまたはTwitterで

佐久穂町を広めていくために

練習は週に一度、3~4時間。様々な職業の仲間が集まります。参加理由は色々ですが、日常からほんの少し離れて、仲間と踊ることを楽しみながら次の本番に向けて練習を重ねています。
「佐久穂という町で面白いことをしている団体がある、と少しでも興味を持ってもらえたら」と代表の内藤さん。「色々な所で踊って、より多くの人に佐久穂町を知ってもらいたい。見ている人が元気になれるようにこれからも活動していきたい」と笑顔で話してくれました。
9月8日にコスモホールで披露の予定も。今後は長野県全域に活動の場を広げていく予定です。佐久穂町からスタートした、地域を元気にする輪はこれから益々大きくなり、多くの人を笑顔にしてくれるでしょう。