ぷらざINFO/この街の仲間たち

佐久総合病院軟式野球部

新たな歴史を創る

過去に何度も全国制覇した実績のある佐久病院軟式野球部。かつての成績を誇りにしつつ、新チームが新たな歴史を創り始めました。今年は国体県予選と天皇杯県予選で優勝し、県二大大会を制覇するという快進撃を続けています。6月に上田で行われた国体県予選では優勝候補の前評判も高く、そのプレッシャーをも味方にして、優勝を勝ち取りました。北信越大会は県内4チームからメンバー15名が選出され、佐久総合病院軟式野球部からは8名が主力として活躍しました。8月の北信越国体は本国体への出場を決める代表決定戦でしたが、勝山裕之選手が勝ち越しのホームを踏み、新潟代表を破って出場権を手に入れました。9月に岩手県で行われる天皇杯全国大会では、上位入賞を目指します。

 

一人ひとりが考えるチーム

2年前に監督が替わり、新人が4名加わった新チームは15名。週3回、仕事を終えた夕方から日没まで練習しています。監督の高橋巧さんは、春先にメンバー一人ひとりと対話しました。「どういう選手でありたいか?」「チームにとって自分ができることは何か?」メンバーそれぞれの想いを引き出し、チームとしての方向性を導き出せたことが新しいチームの強みとなりました。練習や試合の前後にもメンバー同士が活発に意見を出し合います。練習では、試合の緊張した場面でも落ち着いていつものプレーができるレベルを目指しています。エースは2人、柳澤心投手と高野悠希投手。投手がマウンドで堂々としているので野手は守りやすいそうです。

 

野球を続ける秘訣

メンバーは18歳から30代まで、新婚さんや子育て真っ最中のよきパパたち。野球だけに集中できた学生時代と違い、家庭を持ちながら野球を続ける秘訣は「野球も家事も頑張ります!」という心掛け。家族の理解と協力は欠かせないのです(笑)。野球に打ち込む父親の背中から、子どもたちに大切なものが伝わっているはず。そんな思いで、仕事と野球と家事?に全力で取り組む魅力的な仲間たちです。

 

●お問い合わせは
☎0267-82-3131(佐久総合病院 野球部監督高橋さん)