ぷらざINFO/この街の仲間たち

南牧村立南牧中学校 スケート部

「学校の先生や地域の方々にご指導をいただくなど、多くの方に支えられて活動しています。家族の支えも自分の力になっています」とスケート部の仲間たち

より強くなるために

今年2月に長野市のエムウェーブで開催された全国中学校スケート大会スピードスケート男子学校対抗で2年連続総合優勝を達成するなど、実績と実力がある南牧中学校スケート部。現在は8人の部員が活動しています。強くなるためにはオフシーズンの過ごし方がとても大切で、夏場は陸上トレーニングや筋力トレーニングをメインにそれぞれが自分の課題と向き合いながら練習を行いました。11月下旬からは地域のリンクで練習がスタートし、本格的なスケート競技シーズンを迎えます。

 

自分とひたすら向き合う

夏場の練習風景。真剣に自分と向き合い、より高みを目指します

家族や兄弟にスケート競技経験者がいるという環境の中で育ち、幼い頃にスケート競技を始めたという人も。部員の中には、家族がスケート部の卒業生という人もいるそうです。小学生時代から競い合ってきた仲間と同じスケート部に入部し、部活の仲間として、また良きライバルとして日々切磋琢磨しています。

練習に向かうのが辛い時もありますが、「前年度の自分よりも一秒でも速くなりたい」「上位になりたい」「仲間よりさらに速くなりたい」と前向きに練習に励んでいます。

 

地域の方に支えられて

冬季は近隣学校と合同で練習することもあり、ライバルとともにスケート技術を磨いています。中学の部活動でよりスケート競技が好きになり、「先輩たちのようにさらに強くなりたい」と卒業後の進路に地元のスケート強豪校を選び、スケート競技を長く続ける人が多いそうです。

「スケート部は他校と合同で練習しており、各学校の先生方や地域のコーチが一緒になって技術指導をしてくださるなど、地域全体でスケート部を支援していただいています。部員たちを温かく見守りながら、成長する姿を、指導する側も一緒に楽しんでいます」と顧問の村上先生。家族や地域の人たちに支えられながら、仲間と一緒に自分を高めあう時間はこれからも続きます。