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望月リトルリーグ

望月リトルリーグ創立以来初の全国大会出場

望月リトルリーグは、創立から30年を数える硬式野球チームです。現在在籍するメンバーは、小学6年生と中学1年生あわせて11名。毎週土日と祝日に、望月、立科、佐久、小諸から少年たちが集まり、望月総合グラウンドで練習しています。
チームのポリシーは、「元気、挨拶、全力プレーで全員野球」。今年は守備力が充実し、信越夏季大会で優勝。8月17日から千葉県成田市で行われたザバス杯全国選抜大会に、信越代表として出場を果たしました。全国大会出場は、創立以来初の出来事でした。

子どもたちの変化

創立当初からチームを見守ってきた総監督の山本徳義さんは「まず小さいうちは遊びながら基礎を教えています。体が基礎を知っていると、変な技を使いません。昔は親がやらせたくて始めた子が多かったのですが、最近は自分の意思で入部してきます。メディアを活用して自分で研究しているので感心しますよ」と、子どもたちの変化を感じるそうです。コーチの渡辺博史さんは「試合に勝つのは、子どもたちの調子が波に乗っている時。昼休みにリラックスした雰囲気で試合に入ると、のびのびプレーできます。大人が勝たせることはできません。勝つ時は、子どもたちの力です」と言い切ります。「練習は厳しく、試合は楽しく」をモットーにチームを育てています。

全国大会硬式野球を続ける原動力

主将の渡辺幹太君(望月中1年)はこのチームを「守備力が固まった安心できるチーム。攻撃は一回爆発すると必ず繋がります」と紹介。副主将の小林圭太君(望月中1年)は、「一戦一戦気持ちを入れていきます。点を取った時が一番嬉しいです」と、試合に臨む気持ちを語ってくれました。二人とも、将来はシニアへ行き望月リトルで学んだことを続けたいと考えているそうです。硬式野球は高校野球につながるので、練習を見守る親御さんたちも「ぜひ甲子園に出場して、応援に連れて行ってもらいたい」と期待を込めます。地域の大人に支えられ、硬式野球に打ち込んでいる仲間たちです。

 

●お問い合わせは
☎090-7003-6747
(理事 佐藤義之さん)