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(2012年10月31日)
べジタ兄ゃんズは、農家の二世三世の若手農業者のグループです。2年半前、現会長の掛川佳孝さんが実家の農業を継ぐため、4年間勤務した陸上自衛隊を辞め帰郷。同じ年頃の就農者がいると知り、「他にも若い人がいるから、一緒に何かやろうよ」と声を掛けたのをきっかけに、野辺山・浅科・立科・佐久で農業を継いだ6人の若手が集まりました。野菜を作っている若手の集まりなので、ベジタブルと兄ゃんをくっつけて“べジタ兄ゃんズ”と命名。今ではメンバーが友達を誘って4人加わり、25歳から29歳までの男女10人で活動しています。
普段は、それぞれ自分の農場の仕事をしています。栽培しているのは、お米・野菜・りんごなど。トマトを栽培している女性もいます。兄ゃんズとして年に数回、直売をします。今年は、1月に浅科のちゃたまやさんの初売りで活動開始。7月の臼田よいやさ、軽井沢・プリンスショッピングプラザ、御代田のベーカリーなどで自分たちの作った農産物を並べ、対面で販売しました。9月に六本木の東京ミッドタウンで販売した時は、お客様に生産者が直接売りに来ていると伝えると驚かれました。都会では、スーパーの棚から野菜を買うのが当たり前。作り手と話す機会はめったにありません。生産者と話せるのは珍しい機会だと、会話が弾みました。また、農業は「作るだけでなくお客様が購入してくれるところまで」だと体験して欲しかったので、北佐久農業高校の生徒さんとの直売も企画しました。
仲間たちは、自由に意見を言える関係を大切にしているので、定期的に会議や飲み会を開いて今後の展望を語り合っています。30年後には、他にも同じ2世3世が中心となって地元で農業を担っていくこととなるでしょう。「農作業を続ける気持ちを保てる場として活動を続け、兄ゃんズの仲間たちはもちろん、新しい農業後継者とつながっていきたい」と語る掛川さんから、誠実さと熱意が伝わってきました。
●お問い合わせはhttp://bejitaniiyanzu.gouketu.com/☎080-6939-9921 (会長 掛川佳孝さん)
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べジタ兄ゃんズは、農家の二世三世の若手農業者のグループです。2年半前、現会長の掛川佳孝さんが実家の農業を継ぐため、4年間勤務した陸上自衛隊を辞め帰郷。同じ年頃の就農者がいると知り、「他にも若い人がいるから、一緒に何かやろうよ」と声を掛けたのをきっかけに、野辺山・浅科・立科・佐久で農業を継いだ6人の若手が集まりました。野菜を作っている若手の集まりなので、ベジタブルと兄ゃんをくっつけて“べジタ兄ゃんズ”と命名。今ではメンバーが友達を誘って4人加わり、25歳から29歳までの男女10人で活動しています。
普段は、それぞれ自分の農場の仕事をしています。栽培しているのは、お米・野菜・りんごなど。トマトを栽培している女性もいます。兄ゃんズとして年に数回、直売をします。今年は、1月に浅科のちゃたまやさんの初売りで活動開始。7月の臼田よいやさ、軽井沢・プリンスショッピングプラザ、御代田のベーカリーなどで自分たちの作った農産物を並べ、対面で販売しました。9月に六本木の東京ミッドタウンで販売した時は、お客様に生産者が直接売りに来ていると伝えると驚かれました。都会では、スーパーの棚から野菜を買うのが当たり前。作り手と話す機会はめったにありません。生産者と話せるのは珍しい機会だと、会話が弾みました。また、農業は「作るだけでなくお客様が購入してくれるところまで」だと体験して欲しかったので、北佐久農業高校の生徒さんとの直売も企画しました。
30年後の兄ゃんズ
仲間たちは、自由に意見を言える関係を大切にしているので、定期的に会議や飲み会を開いて今後の展望を語り合っています。30年後には、他にも同じ2世3世が中心となって地元で農業を担っていくこととなるでしょう。「農作業を続ける気持ちを保てる場として活動を続け、兄ゃんズの仲間たちはもちろん、新しい農業後継者とつながっていきたい」と語る掛川さんから、誠実さと熱意が伝わってきました。
●お問い合わせは
http://bejitaniiyanzu.gouketu.com/
☎080-6939-9921
(会長 掛川佳孝さん)