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(2013年6月30日)
「子どもが保育園からもらってくるお便りを読みたい」。そんな日本語を母国語としない母親の切実な思いから始まったのが、日本語教室すずらんの会です。毎週土曜日に野沢会館で行い20年。主として中国・タイ・台湾・フィリピン・ベトナム・インドネシア・韓国・ブラジル出身の皆さんが、日本語と日本の生活・文化を学んでいます。教室が始まる時間になると子どもがいるお母さんは託児室に子どもを預け、和やかに授業が始まります。最近ではインドネシア・ベトナム出身の若い男性も加わるなど、日本語を学びたい方を広く受け入れています。
教えるのは日本人のボランティアスタッフです。中級・初級・初心の3クラスがあり、クラスごとにスタッフが創意工夫して教材を用意します。例えば日本語会話を磨く中級クラスでは、スタッフが「茶碗蒸しを食べたことがありますか?」と切り出します。「はい、あります」「では、作ったことは?」「えっ、お義母さんがいつも作ってくれます(笑)」と流ちょうな会話が交わされ、作ったことのある人が日本語で作り方を説明します。日本の料理を覚えつつ会話も磨き一石二鳥。こんな風にスタッフの工夫で授業が進みます。別のパターンでは、紙袋にコトバを書いた手作りのカードを入れておき、引いたカードに書かれているコトバを日本語で説明するという問題。カードを引く度に「わぁ~!」と教室に戸惑いと笑いが広がる、難しいながらも笑いあり学びありのクラスです。
会の運営を支えるのは、学習者を支援するスタッフと教室の運営をする事務局スタッフです。事務局の春原直美さんは「気付いたら、もう20年。異文化の中に身を置くことで、私自身学ぶことが多々ありました。日本語を学びたい人がいる限り続くエンドレスの活動、それは会が旨とするところです」と、これまで出会った学習者とその家族に思いを馳せながら語ってくれました。「学習者、支援スタッフともに、いつでも受け入れています」と新しい仲間も募集中です。
●お問い合わせは ☎090-4924-8676 (事務局 春原さん)
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「子どもが保育園からもらってくるお便りを読みたい」。そんな日本語を母国語としない母親の切実な思いから始まったのが、日本語教室すずらんの会です。毎週土曜日に野沢会館で行い20年。主として中国・タイ・台湾・フィリピン・ベトナム・インドネシア・韓国・ブラジル出身の皆さんが、日本語と日本の生活・文化を学んでいます。教室が始まる時間になると子どもがいるお母さんは託児室に子どもを預け、和やかに授業が始まります。最近ではインドネシア・ベトナム出身の若い男性も加わるなど、日本語を学びたい方を広く受け入れています。
学習を支えるスタッフの創意工夫
教えるのは日本人のボランティアスタッフです。中級・初級・初心の3クラスがあり、クラスごとにスタッフが創意工夫して教材を用意します。例えば日本語会話を磨く中級クラスでは、スタッフが「茶碗蒸しを食べたことがありますか?」と切り出します。「はい、あります」「では、作ったことは?」「えっ、お義母さんがいつも作ってくれます(笑)」と流ちょうな会話が交わされ、作ったことのある人が日本語で作り方を説明します。日本の料理を覚えつつ会話も磨き一石二鳥。こんな風にスタッフの工夫で授業が進みます。別のパターンでは、紙袋にコトバを書いた手作りのカードを入れておき、引いたカードに書かれているコトバを日本語で説明するという問題。カードを引く度に「わぁ~!」と教室に戸惑いと笑いが広がる、難しいながらも笑いあり学びありのクラスです。
会の運営を支えるのは、学習者を支援するスタッフと教室の運営をする事務局スタッフです。事務局の春原直美さんは「気付いたら、もう20年。異文化の中に身を置くことで、私自身学ぶことが多々ありました。日本語を学びたい人がいる限り続くエンドレスの活動、それは会が旨とするところです」と、これまで出会った学習者とその家族に思いを馳せながら語ってくれました。「学習者、支援スタッフともに、いつでも受け入れています」と新しい仲間も募集中です。
●お問い合わせは
☎090-4924-8676
(事務局 春原さん)