佐久、小諸、上田…東信のことなら、ぷらざINFO
マークはクーポン券付きのお店です
(2014年7月31日)
「練習の時間を長くとれば強くなれます。でも、柔道が嫌いになったり、社会生活に適応しない人間になってしまったら、意味がありません」。子どもたちを指導する信念を語ってくれたのは、6年前から指導を担当している在家孝治さん。佐久市スポーツ少年団・柔道は昭和56年に結成され、青少年の健全育成を目的に活動を続けてきました。歴代の指導者が伝えてきたのは「礼儀作法」と「協調性」。柔道が強くなるのはもちろん、社会で通用する人間性を育てることに重きを置いてきました。ここから巣立った子どもたちは成長するごとに練習の成果を発揮し、全国大会でも好成績を残しているそうです。
練習は週2回。火曜の夜は佐久市東中学校の武道場、土曜日の午後は佐久市武道館で行い、準備体操・受け身・寝技・立 ち技・乱取り・補強として筋肉強化・体のさばき方・整理体操を2時間~2時間半かけて行います。練習日にお父さんと打ち込み(2人1組の技の練習)をして いた中込中学校2年生の内山龍志君は「年長の時に見学に来て、打ち込みや試合を見て、面白そうだと思い入団しました。練習は楽しいし面白い。試合で相手に 勝った時、やりがいを感じます」と話してくれました。
「この頃、柔道はイメージが悪くて…」と語るのは保護者会長の井出隆雄さん。井出さんも柔道経験者で、お子さんを教えながら全体の練習にも目を配ります。練習や監督の指導を保護者が見守ることで、風通しのいい活動ができるようにしているのだそうです。結成当時から受け継がれるのは、講道館柔道の創始者・嘉納治五郎の「精力善用」「自他共栄」。「心身の持つすべての力を最大限生かして、社会のために良い方向に用いる」「自分だけでなく他人と共に栄えある世の中にしようとする理念。相手を敬い、感謝することで信頼し合い、助け合う心が育まれる」という理念のもと、粘り強く指導を続けてきました。 暑中稽古後の8月9日にはお楽しみ会も開催。「人に勝つより自分に勝つ」精神を磨くため、日々努力している仲間たちです。
お問い合わせは ☎090-3006-1815 (保護者会長 井出さん)
月刊ぷらざ編集部(株式会社信州広告社)
Copyright(c) saac.co.ltd All Rights Reserved.
強くなる以前に大切なこと
「練習の時間を長くとれば強くなれます。でも、柔道が嫌いになったり、社会生活に適応しない人間になってしまったら、意味がありません」。子どもたちを指導する信念を語ってくれたのは、6年前から指導を担当している在家孝治さん。佐久市スポーツ少年団・柔道は昭和56年に結成され、青少年の健全育成を目的に活動を続けてきました。歴代の指導者が伝えてきたのは「礼儀作法」と「協調性」。柔道が強くなるのはもちろん、社会で通用する人間性を育てることに重きを置いてきました。ここから巣立った子どもたちは成長するごとに練習の成果を発揮し、全国大会でも好成績を残しているそうです。
練習は黙々と
練習は週2回。火曜の夜は佐久市東中学校の武道場、土曜日の午後は佐久市武道館で行い、準備体操・受け身・寝技・立 ち技・乱取り・補強として筋肉強化・体のさばき方・整理体操を2時間~2時間半かけて行います。練習日にお父さんと打ち込み(2人1組の技の練習)をして いた中込中学校2年生の内山龍志君は「年長の時に見学に来て、打ち込みや試合を見て、面白そうだと思い入団しました。練習は楽しいし面白い。試合で相手に 勝った時、やりがいを感じます」と話してくれました。
風通しの良さ
「この頃、柔道はイメージが悪くて…」と語るのは保護者会長の井出隆雄さん。井出さんも柔道経験者で、お子さんを教えながら全体の練習にも目を配ります。練習や監督の指導を保護者が見守ることで、風通しのいい活動ができるようにしているのだそうです。
結成当時から受け継がれるのは、講道館柔道の創始者・嘉納治五郎の「精力善用」「自他共栄」。「心身の持つすべての力を最大限生かして、社会のために良い方向に用いる」「自分だけでなく他人と共に栄えある世の中にしようとする理念。相手を敬い、感謝することで信頼し合い、助け合う心が育まれる」という理念のもと、粘り強く指導を続けてきました。
暑中稽古後の8月9日にはお楽しみ会も開催。「人に勝つより自分に勝つ」精神を磨くため、日々努力している仲間たちです。
お問い合わせは
☎090-3006-1815
(保護者会長 井出さん)