ぷらざINFO/この街の仲間たち

佐久オール野沢 ミニバスケットボールクラブ 女子チーム

感謝の気持ちと楽しむ気持ちnt01

体育館に軽快なボールの音を響かせて練習するのは、総勢12名の子どもたち。コーチの指導の下、懸命に練習に取り組みます。3月にコーチに就任した草間さんは、指導方針を「第一に、感謝の気持ちを持ってプレーすること」としています。体育館を使わせてもらえることや、いつも送迎をしてくれる親、指導してくれる監督やコーチなど、環境への感謝を大きく掲げています。「そうした日々の練習の中での意識が、日常生活にも繋がってくる」と草間さんは言います。また同時に、「楽しんでプレーすることも大事にしてほしいですね」と笑顔で語ります。真剣にボールを追う子どもたちからも、合間の休憩やお互いに声をかけ合う場面で笑顔が見られ、ミニバスを好きな気持ちが伝わってきます。

 

子どもたちの変化nt02

草間さんや保護者の方によると、クラブ活動を通じて、子どもたちにも変化が見られるそうです。大きな声を出すことが苦手だった子どもが、練習を積み重ねていく中で、自分から積極的に声を出せるようになったのもそのひとつ。「ミニバスが、日々の生活の良い刺激になっているのかもしれません」と、保護者のひとりは言います。基礎練習にも真面目に励む姿からは、「チーム一丸となって勝利を目指せ」というスローガンに対する真摯な姿勢が窺えます。「もう少し人数が増えると、刺激や可能性も増えてくるかもしれないです」と新たなメンバーの参入にも期待しています。

 

さらに上を目指して

7月11日に行われた、4年生以下対象の第15回湯川交流ジュニア大会では優勝という好成績を残しました。シニアも6月の地区大会でBブロック同率3位に着け、公式戦で2勝するという成果を挙げました。「まだまだです」と意気込んで掲げる目標は、「Bブロックで確実に1位を狙う」、そして「その次にAランクで好成績を目指す」というふたつ。時に厳しい指導にも真剣に答え、声をかけ合いながらコートを駆ける、これからの活躍が楽しみな女子チームです。