ぷらざINFO/この街の仲間たち

Enjoy the earth

「遊び」を通して繋がる出会いnt01

エンジョイ・ジ・アースは今年6月に立ち上がったばかり。「地球を楽しむ」というスローガンを名前に託し、7人のイベンターズで活動を開始しました。東京で会社勤めをしていた大越さんが、出身地である佐久に戻ってきて感じたのは、「佐久の若者は、“自分”への期待が薄い」ということでした。仕事に追われ、人と人との繋がりがおろそかになりがちな若者たちのため、心の元気を取り戻す場を作りたいと考えたのです。「『遊び』を通して学ぶことはたくさんあります」と大越さんは熱心に語ります。ひとつのイベントを企画するためにイベンターズ同士で意見を交換し、それをお互いに容認してもらうことで、自分がどういう考え方をしているのかを改めて見つめ直し、そこから新しい自分に出会うことができるのだと言います。

 

原動力は「楽しい」の底力nt02

「自分の仕事がとても楽しく感じるようになり、日常生活で笑顔が増えました」と報告してくれたメンバーがいます。その理由は、「今の“自分”がとても楽しいから」。多くの出会いを重ねることで新しい自分とも出会い、そこから更に出会いが広がっていく様子に、「楽しい」という感情の底力を見出しています。今年の夏には群馬県でを刈り、全長約30mの流しそうめん大会を実行。そのための企画書作りやスケジュール管理、リハーサルなども徹底して行い、「そこまでやるの!?」という感覚さえも、「楽しい」という力に変えていました。10月には佐久市内で運動会も企画し、メンバー同士で意見を交わすことで、一層の団結力の強さを感じ取っています。

 

佐久地域をもっと元気に

イベントや活動場所などの「提供」は、それを受け取ってくれる相手がいなくては成り立ちません。しかし大越さんたちは、「提供し続けることは、絶対にやめません」と力強く言い切ります。佐久市以外の地域での開催や、人を巻き込んだ大きなイベントも考えており、そのために必要なもっと大きな力、多くの人の参加を呼びかけています。佐久地域に、これまでになかった新しい文化を築き上げるため、「楽しい」を原動力に躍進を続けていきます。