ぷらざINFO/この街の仲間たち

ソフトボールクラブ 佐久NTSシニア

士気を高める合同練習

59歳以上で構成されるソフトボールチーム「佐久NTSシニア」。中込(N)、高瀬(T)、佐久平(S)のソフトボールチームのメンバーが集まり13年前に発足しました。練習は週1回、50歳以上で構成する実年チームと合同で行います。若いチームと一緒に練習することで、速いボールに慣れることができ、年齢差を感じさせないプレーができるとか。お互い切磋琢磨しながら練習に打ち込んでいます。

nt01

 

佐久市から全国大会へ出場!

5月に行われた県大会では、初戦で優勝候補のチームに7−0で快勝。初戦の勢いに乗り優勝を勝ち取り、9月9日から開かれる全国大会「ねんりんピック」に県代表としての出場を決めました。佐久市から全国大会へ出場するのは実に20年ぶりだそうです。壮年ソフトや実年ソフトで経験を積んだメンバーが多く、「年代に関係なく佐久のソフトボールレベルを上げようと、佐久市全体で活動してきた成果が出ているのでは」と事務局の土屋良市さんは話します。シニアよりさらに上のハイシニアチーム(67歳以上)もあり、趣味として長く続けられるのもソフトボールの魅力だと言います。

 

 

選手層の厚さが武器

チームの指揮をとるのは高見澤恭一さん。4年前に選手として加入し、昨年からは選手兼監督を務めてnt02います。監督によるとチームの武器は「選手層の厚さ」。どのポジションもこなせる選手が多いので、一度退いた先発メンバーが再出場できる「リエントリー制度」をうまく活用し、采配を振っているそうです。

全国大会出場を前に「どんなチームがどんな風に戦うのか、佐久のレベルと全国レベルがどう違うのか、とにかく楽しみ」と高見澤監督。全国から集まる70チームの中で、「ベスト16を目指して戦いたい」と意気込みます。

仕事も経験も異なりますが「ソフトボールが好き、仲間が好き」という気持ちは同じ。応援してくれる家族への感謝を忘れずに、勝利に向けて、熱い気持ちで練習に励んでいます。