ぷらざINFO/この街の仲間たち

みよたジュニア カーリングスポーツ少年団

小3〜高校生が一緒に活動nt01

長野オリンピック開催後の1999年、カーリングの普及とジュニア選手育成を目的に発足した「みよたジュニアカーリングスポーツ少年団」。カーリングは21歳までがジュニア枠ということで、小学3年生から高校2年生までの24人が所属し、カーリングホールみよたを拠点に活動しています。

同施設で行っているカーリング体験会に参加したのをきっかけに、「氷の上を滑るのが楽しい」と入団したメンバーが多く、真剣かつ楽しく練習をしています。蟹江監督によると「元気と勢いが取り柄」というメンバーたち。大会へは年齢や男女別に5つのチームに分かれて出場。10月に行われた長野県ジュニアカーリング選手権では2チームが勝ち抜き、関東中部ジュニア選手権への出場を決めました。

 

チーム専任コーチが指導

練習は月・水曜の週2回、夜7時〜8時半まで行っています。練習をサポートするのは地元のカーリングチームに所属する10人のコーチ陣。「氷上のチェス」とも呼ばれるカーリングは、高度な戦略が必要となるため、チームワークが重要です。5チームそれぞれに専任コーチがつき、チームごとの課題に合わせて練習をし、チームワークの強化に励んでいます。専任コーチ制にすることで教え方が画一化し、子どもたちも理解しやすくなるそうです。

 

強豪相手に大健闘!nt02

今年10月のミネベアミツミカップで一般の強豪チームを相手に4位入賞と大健闘した「MMC(御代田ミラクルカラーズ)」は、キャリアの長い高校生男子チーム。小学4年生のときに入団したメンバーの土屋俊斗さん(高校2年)はカーリングの魅力を、「氷の上を滑る楽しさと、戦略を立ててチームみんなで協力して戦うところ」と言います。同じく高校2年生の土屋悠平さんは「専任コーチがしっかり見てくれるので練習にも力が入る。日本ジュニア選手権3位以内が目標」と力強く話してくれました。躍進中のジュニア選手、これからの活躍が楽しみです。