ぷらざINFO/この街の仲間たち

佐久熱気球クラブ

子どもたちに感動体験を1

平成5年に佐久市で初めて熱気球大会が開催され、大会運営を手伝っていた佐久商工会議所青年部のメンバーや商工業者・市民有志が中心となり、平成6年にクラブを発足。
「子どもたちに感動を」を合言葉に、「佐久バルーンフェスティバル」の運営協力や年5回のグランプリ大会への参加、搭乗体験イベントなどを積極的に行っています。多くのメンバーが運営に関わる「佐久バルーンフェスティバル」は、今年で26回目となり、今ではすっかり佐久の風物詩となりました。

 

空から眺めるイルミネーション

搭乗体験会は大船渡市の復興支援イベントや県立こども病院祭などでも行い、多くの子どもたちに夢と感動を届けてきました。クリスマスシーズンには、サンタの衣装を着た会員が気球に乗って空からプレゼントを届け2る「サンタが空からやってきた」を開催。サンタさんの行き先はその日の風向き次第。追いかけて駆けつけてくれる子どもたちも多く、毎年大人気のイベントとなっています。
昨年の12月23日にはミレニアムパークのイルミネーションをバルーンに乗って眺める係留イベントも初開催。夜は風が出やすいため、数年前から企画していたもののなかなか実現できなかったそうで、念願叶っての開催は大好評。途中で風が出てきてしまったため約1時間の係留でしたが、50人ほどが搭乗し、上空からのイルミネーションを楽しみました。

 

期待の若手パイロットが誕生!

現在、法人39社、60人の個人会員が所属し、ライセンスを持つパイロットは12人。ほとんどが発足当時から活動する熟年メンバーのため、若手の育成にも力を注いでいます。昨年は待望の30代パイロットが誕生。「今後も1年に1人のペースで若手パイロットを育てたい」と意気込みます。子どもたちの「夢」をふくらませる熱気球の今後の活躍が楽しみです。