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御代田南小学校 金管バンドクラブ

東海大会で金賞受賞!

岐阜市で行われた東海大会の記念写真。6年生11人は「泊まりで行った東海大会が一番の思い出」と口を揃えます。帽子やネクタイなど大会衣装の一部は保護者の手作りです

岐阜市で行われた東海大会の記念写真。6年生11人は「泊まりで行った東海大会が一番の思い出」と口を揃えます。帽子やネクタイなど大会衣装の一部は保護者の手作りです

10月に開催された「第22回東海小学校バンドフェスティバル」に長野県代表として出場。歌とダンスを取り入れたジャズアレンジの「聖者の行進」で見事金賞を受賞しました。今年度はほかにも、SBCこども音楽コンクールで優良賞を受賞。濁川砂防ダム工事竣工式祝宴や御代田町消防フェスティバルといった地元のイベントにも参加し、熱の入った楽しい演奏で会場を盛り上げました。

 

一人ひとりが大事

部員は4年生から6年生まで28人。平日は毎朝登校後の35分間の朝時間に練習を行い、土曜日に練習することもあります。指導するのは自身も市民楽団でホルンを演奏する顧問の櫻井真由美先生。「どんなにたくさん部員がいても一人ひとりの演奏が大事」と、個人の力をつけるべく基礎練習を重視。下半身と腹筋を鍛えるためスクワットをしながらの音出しや大声で笑って息を使いきる練習など、独自の基礎練習を10分間行ってから演奏練習をしています。「楽器の上達だけでなく、時間を守る、責任感を持つ、コミュニケーションを取る、協力し合うといった普段の生き方も指導していきたい」と櫻井先生。一人ひとりが毎週の目標を決め、協力し合いながら練習に取り組んでいます。
部のキャッチフレーズは、「笑顔いっぱい・感動・協力」。部長で6年生の佐藤花菜さんは、「聴いてくれる人に感動を与え、自分たちも感動できる演奏を目指しています。みんなで気持ち良く演奏できたときがすごく楽しいです」と話してくれました。

 

 

感動してもらえる演奏を

卒業を控えた6年生にとって、このクラブで演奏ができるのもあとわずか。部活はどうするの?と尋ねると「中学でも吹奏楽部に入りたい」「木管楽器もやってみたい」と答えてくれました。2月には「第23回長野県小学生アンサンブル交歓会」に出場します。「今までの感謝が伝わるように笑顔で感動してもらえる演奏をしたいです」と残り少ない小学校での演奏会にのぞむ心意気を話してくれました。

演奏はもちろん、歌とダンスでも楽しませてくれる金管バンドクラブです

演奏はもちろん、歌とダンスでも楽しませてくれる金管バンドクラブです