ぷらざINFO/この街の仲間たち

絵封筒 花岡ひろ子 小山内玲子

15年前に始まった絵封筒のやりとり

花岡さんと小山内さんが出会ったのは約20年前。共通の友人を介して知り合いました。「大人の絵日記」をライフワークにしながら、布を使い風景などを描く布絵作家として活躍してきた花岡さんと、絵を描いたり、テディベアを作ったり、手芸教室を開いたりしてきた小山内さん。そんな二人が親しくなる中、花岡さんの提案でスタートしたのが、それぞれの特技を活かした絵封筒でした。 絵封筒のテーマは、日々の暮らしの風景や季節の挨拶、記念日のお祝い、二人で訪れた旅の思い出、絵本のような空想の世界などさまざま。切手の図柄を活かすのも絵封筒の面白さなので、いろいろな切手を集めるために逓信総合博物館(現在は閉館)や骨董市に足を運んだこともありました。 お互い無理することなく、日常の感動を気の向くまま描く…。気が付くと15年の月日が経っていたと言います。

『胸がキュンとする絵封筒』(2,420円/花岡ひろ子・小山内玲子著/日貿出版社)。主要な書店で購入・取り寄せ可

二人の軌跡を一冊の本に

それぞれの手元に残る、お互いが送りあった15年分の絵封筒。「自分だけが見ているの
はもったいない」と感じた花岡さんが
出版社に働きかけ、2024年2月、『胸がキュンとする絵封筒』(日貿出版社)の発行が実現しました。二人が描いた絵封筒のほかに、絵封筒の描き方や浅間山麓での暮らしを紹介するエッセーなども掲載されています。

絵封筒の面白さを知って欲しい

「絵封筒 原画展」は6月1日~30日 大阪屋書店695COFFEE(佐久市岩村田)で開催

6月1日~30日に695COFFEEで出版記念の「絵封筒 原画展」を開催。「本で絵封筒を知った方に実物を見ていただくと、こんな風になっているのねと感動してくださいます。誌面では伝わらない絵封筒の面白さを感じていただけたら嬉しい」と小山内さん。 絵封筒のやりとりはそれぞれの友人との間でも行われています。今回の出版をきっかけに、「私も描いてみたい」という声も聞かれ、「気軽に始められるので、まずは1枚描いてみて」と二人。その瞬間の感動や遊び心を込めることで、人生のワンシーンを豊かに記録するきっかけになるかもしれません。