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形成外科×アンチエイジング

英国の社会学者キャサリン・ハキム氏は、著書「エロティック・キャピタル」中で、見た目は第四の資産であると唱えています。財産など経済資産が第一の資産、学歴や資格などの個人資産が第二の資産、人脈などの社会資産が第三の資産、そして、美しさや魅力の「見た目」を第四の資産とするものです。

 

佐久平よつばクリニック (☎0267-66-0428) 中村 健 院長

 

アンチエイジングとは?

アンチエイジングは日本語で言うと「抗加齢」となります。「若返り」をイメージされる方もいらっしゃると思いますが、当クリニックでは「老化の進行を遅らせ、より良い老後と健康長寿を目指すこと」と考えています。

日本ではすでに100歳以上の人が6万人以上、2050年には100万人を超えると言われています。従来の日本の医療政策は、「病気になったら国民皆保険がこれを守る」という疾病治療型の政策です。しかし、国民医療費の増加は留まることを知らず、年1兆円の規模で拡大しています。すなわち、病気になってから治していたのでは、費用もかかり過ぎるのです。老化は様々な病気を招くことになります。病気になる前に防ぐことが健康長寿への近道です。つまり若さを保つことが病気の予防にもつながるのです。

また「若々しい心と体を保ちたい」「年齢よりも若く見せたい」「なるべく長生きしたい」といった願望は、高齢者だけのものではなく若者にも普遍的に存在します。これらのお悩みを一つ一つ丁寧に聞き取り、サポートさせていただきます。

 

見た目のアンチエイジング1

アンチエイジングは医学のみならず、歯科学、薬学、栄養学など様々な分野が協力する集学的医療です。

今回は私が専門とする見た目のアンチエイジングについてお話させていただきます。

ドイツの人類学者フィンクらの報告によれば、シワの改善でマイナス10.84歳、シミの改善でマイナス1.05歳、シワとシミの改善でマイナス15.85歳近くも顔の印象が変わると述べています。当院では「シミ・シワ」治療を積極的に行い、見た目のアンチエイジングを実践しています。

シミ治療としましては、内服・ハイドロキノン外用剤、点滴療法、光治療、高周波治療、レーザー治療があります。特にお勧めするのは「トリニティ・プラス」という複合機です。シミ治療だけでなく、肌のキメやハリの改善も行い、同時に美肌を得ることができるからです。また、ダウンタイムもありませんので、施術後にお化粧をして帰ることが可能です。

シワ・たるみ治療に関しましては、ボトックス注射、ヒアルロン酸注入、スタッドリフト(糸を使ったリフトアップ)、ウルトラセル(高密度焦点式超音波:HIFU)があります。

2ボトックスは神経からの刺激を遮断し、一次的に筋肉の動きを制限します。これにより顔面表情筋の動きで生じる表情ジワを治療します。侵襲も少なく即時的な効果が得られますのでお勧めです。特に目尻の小ジワ、眉間の縦ジワの治療にお勧めします。また「表情がなくなってしまうのではないか」と言う心配はありません。当院で扱う「ボトックス・ビスタ®」は国内で唯一製造販売認証を取得した薬剤であり、安心して施術をお受けいただけます。

また、表情ジワは習慣化すると皮膚にシワが残るようになってしまいます。このため、早い段階から表情ジワの改善を行う必要があるのです。

 

内面的サポート

当クリニックでは栄養療法も行っています。栄養療法(オーソモレキュラー)とは、お悩みの症状と採血した結果から、不足するビタミンやミネラルを解析し、食事や不足するビタミン・ミネラルのサプリメントの選択などについてアドバイスいたします。

これらの施術は自費診療となりますので、具体的な料金や詳しい治療内容は、お手数ですが当クリニックのホームページでご確認ください。また、ご相談やご不明な点はお気軽にお電話ください。

 

一般形成外科

当クリニックでは、保険適応の疾患も扱っております。きり傷、すり傷ややけど、そして皮膚のできものの手術も行っております。

最後に私を含めた当院のスタッフがまずはアンチエイジングを実践し、地域の方々と明るく元気に歩んでいくことを目指しています。今回、ご紹介させていただきました内容は当院のほんの一部です。ご不明な点はご相談だけでも承りますので、是非足を運んでいただき、明るいスタッフに元気をもらってお帰りください。スタッフ一同心よりご来院をお待ちしております。