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(2017年3月1日)
佐久市立国保浅間総合病院 (☎0267-67-2295) 事業管理者 村島 隆太郎 院長
糖尿病センター
吉澤國雄初代院長が糖尿病インスリン自己注射の実現や住民と一体になった栄養改善活動に努めてきた伝統を引き継ぎ、さらに強化するために、糖尿病センターを設置します。糖尿病センターでは、専門スタッフを集約し、診療・投薬のみならず糖尿病の合併症である腎障害が進行しないようにする人工透析予防、足病変に対するフットケア、栄養指導等の生活指導も行います。地域の糖尿病の拠点として、各医療機関と連携しながら、年々増加する糖尿病患者様のニーズに応えられる体制を整えていきます。
外来通院治療室
高齢化社会の影響もあり、日本人の2人に1人が癌に罹患し、3人に1人が癌で亡くなる時代です。癌は早期発見・早期治療が大切です。手術療法などの外科的治療のみならず、分子標的薬(がん細胞の持つ特異的な性質を分子レベルでとらえ、それを標的として効率よく作用するように作られた薬)等の新しい薬物療法も進歩しております。できるだけ自宅での生活を過ごしながら治療できるように、外来通院での化学療法が可能な部門を新中央棟に整備しました。
中央手術室
日々進歩する医療技術に対応しながら、年間2000件の手術・年間500件を超える緊急手術への備えを図るため、新しい機器を備えた手術室を整備しました。腹腔鏡・胸腔鏡・関節鏡・脊椎内視鏡等、内視鏡を使った手術や顕微鏡下の手術の増加に対応して、新画像システムを導入しました。手術室も旧手術室の6部屋から7部屋に増設され、手術件数の増加に対応できるものとしました。体外受精など不妊治療のために必要な胚培養室も整備しました。
医療福祉連携室
患者様が地域の中で安心して生活できるように医療機関・介護施設等が連携を取り、切れ目のない医療・介護体制がとれるように設置しました。患者様の紹介・逆紹介や検査受託等、地域医療機関との窓口として、また、入院患者様の退院・転院支援、在宅で医療・介護サービスを受けられていた患者様が入院した際の地域のケアマネージャーの訪問・問い合わせの窓口として機能いたします。
講堂
平成13年より再開した健康ネットワーク等の地域の皆様への予防知識等の普及活動、職員研修の実施、医療関係者の学会や研究発表機会の充実にも役立てようと、250人収容規模の講堂を設置しました。講演活動に利用できるだけでなく、壁には酸素など医療ガスの配管も行っており、災害時においての救急処置も可能な施設です。
給食棟
ニュークックチルシステムは、加熱調理した食事を急速冷却した後、チルド状態にして保存し、チルド状態のまま一人分ずつ食器に盛り付けて、配膳トレーに載せ、トレーを再加熱できるカート(配膳車)にセットし、カート内でそのままチルド保存します。食事の提供時刻に合わせて料理を加熱するので、温かいものは温かく、冷たいものは冷たい状態で配膳されます。的確な食品の温度管理が可能になり、衛生管理がスムーズになります。
まとめ
佐久市立国保浅間総合病院の第二次整備事業は平成29年3月19日の開院式を経て終了します。これからも住民のニーズに応え、新棟の機能を生かしながら、良質な医療を提供していきたいと思います。
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佐久市立国保浅間総合病院は平成26年8月より旧中棟を解体し、その跡地に新中央棟の建設を進めてきました。平成27年10月に新棟の一部を供用開始し、ニュークックチル方式の給食業務の提供を始め、本年1月に全体工事の竣工を終え、3月より全館の運用開始となります。この間、工事による騒音や病院内でのアクセスの不便さ等で、近隣住民の方々や患者様にご迷惑をおかけしたことを深謝いたします。新中央棟の機能を紹介します。
佐久市立国保浅間総合病院 (☎0267-67-2295) 事業管理者 村島 隆太郎 院長
糖尿病センター
吉澤國雄初代院長が糖尿病インスリン自己注射の実現や住民と一体になった栄養改善活動に努めてきた伝統を引き継ぎ、さらに強化するために、糖尿病センターを設置します。糖尿病センターでは、専門スタッフを集約し、診療・投薬のみならず糖尿病の合併症である腎障害が進行しないようにする人工透析予防、足病変に対するフットケア、栄養指導等の生活指導も行います。地域の糖尿病の拠点として、各医療機関と連携しながら、年々増加する糖尿病患者様のニーズに応えられる体制を整えていきます。
外来通院治療室
高齢化社会の影響もあり、日本人の2人に1人が癌に罹患し、3人に1人が癌で亡くなる時代です。癌は早期発見・早期治療が大切です。手術療法などの外科的治療のみならず、分子標的薬(がん細胞の持つ特異的な性質を分子レベルでとらえ、それを標的として効率よく作用するように作られた薬)等の新しい薬物療法も進歩しております。できるだけ自宅での生活を過ごしながら治療できるように、外来通院での化学療法が可能な部門を新中央棟に整備しました。
中央手術室
日々進歩する医療技術に対応しながら、年間2000件の手術・年間500件を超える緊急手術への備えを図るため、新しい機器を備えた手術室を整備しました。腹腔鏡・胸腔鏡・関節鏡・脊椎内視鏡等、内視鏡を使った手術や顕微鏡下の手術の増加に対応して、新画像システムを導入しました。手術室も旧手術室の6部屋から7部屋に増設され、手術件数の増加に対応できるものとしました。体外受精など不妊治療のために必要な胚培養室も整備しました。
医療福祉連携室
患者様が地域の中で安心して生活できるように医療機関・介護施設等が連携を取り、切れ目のない医療・介護体制がとれるように設置しました。患者様の紹介・逆紹介や検査受託等、地域医療機関との窓口として、また、入院患者様の退院・転院支援、在宅で医療・介護サービスを受けられていた患者様が入院した際の地域のケアマネージャーの訪問・問い合わせの窓口として機能いたします。
講堂
平成13年より再開した健康ネットワーク等の地域の皆様への予防知識等の普及活動、職員研修の実施、医療関係者の学会や研究発表機会の充実にも役立てようと、250人収容規模の講堂を設置しました。講演活動に利用できるだけでなく、壁には酸素など医療ガスの配管も行っており、災害時においての救急処置も可能な施設です。
給食棟
ニュークックチルシステムは、加熱調理した食事を急速冷却した後、チルド状態にして保存し、チルド状態のまま一人分ずつ食器に盛り付けて、配膳トレーに載せ、トレーを再加熱できるカート(配膳車)にセットし、カート内でそのままチルド保存します。食事の提供時刻に合わせて料理を加熱するので、温かいものは温かく、冷たいものは冷たい状態で配膳されます。的確な食品の温度管理が可能になり、衛生管理がスムーズになります。
まとめ
佐久市立国保浅間総合病院の第二次整備事業は平成29年3月19日の開院式を経て終了します。これからも住民のニーズに応え、新棟の機能を生かしながら、良質な医療を提供していきたいと思います。