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(2017年6月1日)
基本はオーダーメイド ニーズに合わせた商品を1個から
昭和43年1月、南佐久郡佐久町に「由井紙器製作業所」を創業。創業者の義久さんは当時勤めていた紙器会社の親方から独立を勧められ、19歳の時に紙器製作会社を立ち上げました。地域では後発スタートとなったため、誰もやらない細かい仕事をひたすらこなす毎日。時代の流れとともに紙器製品からダンボールへの需要が高まる中で、ニーズに適した商品を1個からお客様に提供するために必要な機械を少しずつ揃え、印刷から製函まですべての作業を社内で行うメーカーとしての体制をいち早く確立しました。「欲しいときに、欲しいものを、欲しいだけ」をモットーに会社は成長し、自宅の庭先の工場では手狭になったのを機に、昭和52年北川工業団地へ進出。昭和57年に法人化するとともに、「株式会社アサマダンボール」に改名し、ダンボールを主力商品に製造を行うようになりました。
2代目朋晃さんが家業に入ったのは短大卒業後すぐ。バブル崩壊直後であったため、会社も大変な時期で、それまでに培われたお客様の信頼に応えるため、精一杯仕事をこなしたそうです。そして35歳のとき社長に就任。先代の義久さんは60代という若さでの世代交代となりましたが、「体力面からも経験からも仕事に一番打ち込める30代に会社を引き継ぐことで、責任をもって取り組む心構えが養える。先代が元気な今なら全力でバックアップもできる」との判断によるものでした。
「ダンボールはとても地味な商品です。個性を出せる商品でもありません。しかし、地域の物流を支えるという意味において、とても重要な役割を果たしています。縁の下の力持ちとして、お客様の大切な品物を確実に守り、運べる商品を提供すること。それが私たちの使命です」と話す朋晃さん。「物流を支える一役を担っているという責任感を常に持つこと」こそ、ヒットの法則そのものです。
通販需要が高まる中、より細かなニーズに対応できるシステムを確立していきたいと、意気込みも語ってくれました。
月刊ぷらざ編集部(株式会社信州広告社)
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基本はオーダーメイド ニーズに合わせた商品を1個から
昭和43年1月、南佐久郡佐久町に「由井紙器製作業所」を創業。創業者の義久さんは当時勤めていた紙器会社の親方から独立を勧められ、19歳の時に紙器製作会社を立ち上げました。地域では後発スタートとなったため、誰もやらない細かい仕事をひたすらこなす毎日。時代の流れとともに紙器製品からダンボールへの需要が高まる中で、ニーズに適した商品を1個からお客様に提供するために必要な機械を少しずつ揃え、印刷から製函まですべての作業を社内で行うメーカーとしての体制をいち早く確立しました。「欲しいときに、欲しいものを、欲しいだけ」をモットーに会社は成長し、自宅の庭先の工場では手狭になったのを機に、昭和52年北川工業団地へ進出。昭和57年に法人化するとともに、「株式会社アサマダンボール」に改名し、ダンボールを主力商品に製造を行うようになりました。
2代目朋晃さんが家業に入ったのは短大卒業後すぐ。バブル崩壊直後であったため、会社も大変な時期で、それまでに培われたお客様の信頼に応えるため、精一杯仕事をこなしたそうです。そして35歳のとき社長に就任。先代の義久さんは60代という若さでの世代交代となりましたが、「体力面からも経験からも仕事に一番打ち込める30代に会社を引き継ぐことで、責任をもって取り組む心構えが養える。先代が元気な今なら全力でバックアップもできる」との判断によるものでした。
「ダンボールはとても地味な商品です。個性を出せる商品でもありません。しかし、地域の物流を支えるという意味において、とても重要な役割を果たしています。縁の下の力持ちとして、お客様の大切な品物を確実に守り、運べる商品を提供すること。それが私たちの使命です」と話す朋晃さん。「物流を支える一役を担っているという責任感を常に持つこと」こそ、ヒットの法則そのものです。
通販需要が高まる中、より細かなニーズに対応できるシステムを確立していきたいと、意気込みも語ってくれました。