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名花株式会社 代表取締役 木村 繁則氏

時代のニーズに合わせて変化させより魅力的な商品作りに励む

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ぷるぷるの感触で肌を優しく洗い上げる「こんにゃくスポンジ」。フランスやアメリカなど海外での人気も高く、数多くのメディアで紹介されている今注目の美容グッズです。
製造を始めたのは今から20数年前。当時、福祉事業所・ねば塾のスタッフだった木村さんは、ねば塾が作る無添加石鹸と相性が良いこんにゃくスポンジに着目し、群馬の製造業者のもとで作り方を習得。ねば塾の一部門として製造をスタートさせました。近年の自然派志向を追い風に需要が伸び、2015年4月に専門会社を設立。現在はこんにゃくスポンジの企画販売で全国シェア60%を占める山本農場の商品をメインに、一ヶ月で約5万個を製造販売しています。
こんにゃく粉を練り固め、数時間煮て、凍結と解凍を繰り返した後に乾燥させて作るため、仕込みから完成までに10日〜2週間かかります。品質を高めるために工程改善も試みますが、使用感を確かめるまで結果はわかりません。「最初は失敗の連続でした。試行錯誤を繰り返しながら、時間をかけて生産性と品質を高めてきました」と木村さんは振り返ります。
かつては赤ちゃんの産湯にも使われていたという天然素材100%のこんにゃくスポンジ。愛され続ける商品を作ってきた木村さんは「昔ながらのものを頑なに作るのではなく、時代のニーズに合った変化を加えていくことが大切」とヒットの法則を語ります。
現在、名花では、従来の商品に炭や緑茶の粉末、天然のオイル成分などを配合した様々な種類のスポンジを製造しています。今後はさらに「クマ型など見た目の変化も加えたい」と木村さん。機能性と可愛らしさをアップさせたこんにゃくスポンジは、肌トラブルに悩む人だけでなく美容に関心の高い幅広い世代の人々に愛用されています。

海外での人気も高く、様々なパッケージで販売されています。商品は鳴瀬の工場でも購入可能

海外での人気も高く、様々なパッケージで
販売されています。商品は鳴瀬の工場でも購入可能

原料は群馬県下仁田産コンニャク100%。弱アルカリのマンナン成分が汚れや脂質を落としてくれます

原料は群馬県下仁田産コンニャク100%。
弱アルカリのマンナン成分が汚れや
脂質を落としてくれます

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弱アルカリ成分で肌の汚れを優しく落とす こんにゃくスポンジ450円〜(税別)

弱アルカリ成分で肌の汚れを優しく落とす
こんにゃくスポンジ450円〜(税別)