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ミネベアミツミ株式会社 軽井沢本社工場 常務執行役員 軽井沢工場責任者 機械加工品製造本部 本部長 水間 聡氏

常識を超えた「違い」で新しい価値をつくる

世界最強の精密部品メーカーを
目指し、豊かな社会の実現に貢献

1951年東京都板橋区に設立された国内初のミニチュア・ボールベアリング専門メーカー「日本ミネチュアベアリング株式会社」
は1963年御代田町に軽井沢工場を建設。1965年に本社所在地を軽井沢工場に移転し、全世界のマザー工場となる軽井沢本社工場として操業を開始しました。1972年には初の海外自社工場をシンガポールに建設。その後もタイや中国などに製造拠点を拡大し、現在ではグローバル22ヶ国91製造・開発拠点、従業員約10万人規模を誇る総合精密部品メーカーへと成長を遂げました。事業内容はベアリングなどの機械加工品事業、電子デバイス・小型モーターなどの電子機器事業、自動車部品   ・産業機械・住宅機器事業など多岐に渡ります。
軽井沢本社工場には約1350人の従業員がおり、海外工場のヘッドクオーターとして統括・支援を行っています。2021年春に完成する新築ビルには技術開発部門を集約し、技術者の育成やさらなる製品開発と製造技術の向上に力を入れていく予定です。
同社が目指す「オンリーワンのモノ作り」は、いかに競争力を高め、他社との差別化を図るかが課題です。お客様から依頼された製品を造るだけでなく、社内で使用する加工機や検査機、組立機なども自社で設計・開発・製作を行います。様々な視点・角度で分析を行った上での細かな工夫の連続により、より速く・正確に・大量に製造する技術を磨き続けてきました。その最たるものとして、2015年8月にミネベア軽井沢工場で製造した外径1.5㎜ボールベアリングが「世界最小の量産可能なスチール製ボールベアリング」としてギネス世界記録に認定されました。
「ニッチなマーケットにおいて全世界で高いシェアを獲得する製品を生み出すことがヒットの法則」と語る水間さん。軽井沢本社工場は今後もさらなる技術の集約・開発に力を入れ、世界最強の精密部品メーカーを目指します。

航空機・自動車・高級家電・高級時計など、より静かで、高速な動きを要する製品に使用されるベアリング。 「NMB」の刻印が目印

環境マネジメントシステムISO14001を全工場で取得。ゴミ拾いや交通安全見守り活動も行っています。従業員の福利厚生も手厚く、独身寮や家族寮も完備。レストラン・ジム・宴会場・BBQ場を備えたクラブハウスも2019年完成!