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株式会社 アーデン 得意先部部長 宮澤 孝明氏

安心・安全・高品質を基本にコミュケーションも大切にするbiz01

昭和36年、トマトソースやケチャップを製造する農産物加工会社「浅間食品(株)」として創立。昭和46年頃からレトルトパウチ食品の製造に着手し、51年に自社ブランド「アーデン」製品の販売を開始。現在ではカレーを中心に、パスタソース、炊き込みごはんの素、鍋スープなど約200種類のレトルトパウチ食品を製造しています。

自社ブランド商品は主に東京の明治屋ストアーで販売されています。贈答品が中心のため一般的なレトルトパウチ製品と比べると価格も高めですが、産地指biz02定の国内産原料を使い、具材の大きさ・作り方にこだわり、ひと味ちがう味わいに仕上げています。「時間をかけて味を知ってもらい、商品を育ててきました」と宮澤さんは振り返ります。

昭和63年にレトルトパウチ食品工場を増設し、自動化ラインを整備。自動化により商品が人の手に触れることなくお客様の元に届けられるようになったため、穴開きなどが激減し、信頼度も上がり、取引先も増えていきました。現在、製造する商品の9割以上がOEM製品で、取引先は20社以上になりました。

会社として心がけているヒットの法則は、「いただいたレシピ通りに製造し、事故がないよう安全管理を徹底するこbiz04と」。昨年、食品安全マネジメントシステム「FSSC 22000」を認証取得。安全管理の厳しいルールを守り、「安心・安全・高品質」な製品作りに励んでいます。

「厳しいルールを守るのは、当たり前ですがすごく大変なこと。素晴らしい機械を入れても、動かすのは人間なので、ストレスを抱えこまないよう従業員同士のコミュニケーションを大切にしています」と宮澤さん。声を掛け合い、信頼しあう関係作りを基礎に、これからも製品を生み出していきます。

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