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オズボーン株式会社                 代表 デビット・スタンリー・ヒューエット氏

NOの裏にある理由を探り あきらめずにやり続ける1

昨年夏、中軽井沢の国道18号沿いに誕生した「ヒューエットアトリエ&ギャラリー」。アクリル絵の具と金沢の純金箔で描く武士道シリーズなど、軽井沢を拠点に創作活動を行うヒューエット氏の作品を間近で見られるギャラリーです。
アメリカ出身のヒューエット氏は画家としてだけでなく、貿易、コンサルティング、金融などの分野でビジネスを展開し、フィットネストレーナーとしても活躍しています。さまざまな顔を持つ魅力的なヒューエット氏ですが、その経歴もまたユニークです。芸術家一家に育ち、幼2いころから陶芸や空手に親しみ、大学で日本史を専攻。日本に強い興味を持ち、20歳で交換留学生として初来日を果たします。その後、アメリカ海兵隊を経て、世界的金融企業の日本事務所で証券マンとしてキャリアを重ねました。現在は、日本とアメリカの企業間コンサルティングも数多く手がけています。
華々しいキャリアの裏には苦労がつきもの。金融企業に入社する際には、最初の電話で断られたものの、3ヶ月間毎日しつこく電話をかけ続け、面接のチャンスを掴んだというから驚きです。芸術家としても30年のキャリアがありますが、人々に広く知られる存在になったのは6〜7年前。さまざまな苦労や困難も糧とし、地道に創作活動を続けてきた結果、世に認められる機会を得ました。
そんなヒューエット氏のヒットの法則は「あきらめない」。「僕にはNOという言葉は聞こえないんだ」と言い、たとえ断られたとしても裏にある理由を探し、考え方やアプローチの仕方を変え、パートナーシップを築くことで解決してきました。「中途半端ならやらないほうがいい。やるなら100%でやる」がポリシー。強い信念とエネルギーが作品にも込められています。

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